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第42話 ケダモノ達の蜜巣 -5-

潮を吹き終わった番のまだ熱い先端の窪みをベロベロと舐め回し、剥け出ているその形を強調させる様にカリ下も舌をネロネロと這わせてその舌触りを楽しむ。 一通り舐めるのを楽しんでから口から出すと、広武のペニスは『出し切った』とても言う様にだらんと大分硬度を落として俺の口と糸を引いて腹の上に横たわった。 肩で息をし、整えた広武は物欲しげな欲を湛えた瞳で俺を見ながら唾液で濡れた口を開いた。 「俺にも……正志の舐めさせて……」 起き上がって俺の股間に顔を埋め、今までの行為で完全に勃起して先走りを流している俺のペニスに頬ずりをし、"ちゅちゅ"と吸い付く様なキスを幾度かする広武。 そして舌を伸ばして全体を丁寧に舐め、俺に見せ付けるように唇を上下一舐めし濡らすと口を大きく開いて先端から包む様にゆっくりと俺のペニスを咥え始めた。 「……んッ……く、ん、んッ。は……は……くちゅ。ぷちゅ、ぷちゅ……れろッ……じゅぶッじゅぶッ……」 正直太さも長さもある俺のペニス……それを、口の端からダラダラと唾液が流れるのをそのままに広武はいつも熱心にフェラしてくれる。 喉奥まで使ってしてくれるのだが、全部は入り切らない……。 そこは垂れた唾液と男なのに柔らかい手で補われるのだが、広武にされるなら俺は何でも嬉しい。 今は俺のペニスの竿部に鼻を近づけてニオイを堪能しながら、タマ袋に吸い付いて口内で舐め転がしている様だ。 そして熱心な広武のフェラで俺の準備が整った。 このまま気持ちが良いフェラを続けられては、ここで出してしまう……。 俺は発情最初のは広武の中に出したいのだ。

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