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第55話 蒐集Ω -8- 

「…………」 「…………」 悠真が作ったオメガの巣の真ん中で向かい合わせに座って、無言の俺達。 とりあえず悠真を対面で俺の太股をまたがせ座らせた。 悠真の白い首……今回、番契約をする場所にどうしても目が行く。 なかなか次に進めず、身体は欲して上昇していくのにお互いモジモジしてしまう。 しかしヒートを手っ取り早く押さえるには、アルファの精液を取り込む必要があって……。 悠真には一応、妊娠抑制……避妊薬を飲んで貰っている。 お互いまだ学生だし……。いつか……俺は欲しいけど……ああ、悠真!! 俺は気持ちが昂って、悠真を抱き締めてベッドに押し倒した。 すると悠真が下から俺をキツク抱き返してきて…… 「僕、何年も……先輩との、夢見てました……嬉しい……ものすごく、嬉しい……」 「悠真……!」 悠真の言葉を聞いて、俺は彼の唇を何度も奪った。 唇を重ね、隙間に舌を伸ばし入れ悠真の可愛い舌と戯れながら、俺は服を全て奪っていった。 そして俺も全裸になり、唇を離して悠真を見るとトロトロに蕩け顔で俺をぽやんと見上げていた。 俺のオメガ、マジえろ可愛い。 そこで俺は悠真に両膝裏を抱えてもらい、脚を開かせた。 するとすでに勃起した小ぶりなペニスの下に見えた悠真のアナル。 その見えた淡い色合いの窄まりを、指先でくるりと撫でる。 するとヒクンと悠真の身体が小さく跳ね、触れた穴から蜜が流れ出てきた。 自然と濡れ始めたアナル……これは男性オメガ特有の現象で、他の男には無い。 零れ出てきた蜜を指先に付け、アナル表面を触り濡らしてから俺はゆっくりとした動作でアナルに指先を埋めた。 俺の指の力に僅かな抵抗を見せたものの、悠真のアナルは小さな口を開いて指に吸い付いてきた。 悠真を見れば、こちらも小さく口を開いて涎を零して悦に入っていた。 そこで俺は悠真の唇を塞ぎ、こちらには舌を挿し入れた。 悠真は最初驚いて舌を引っ込めたが、直ぐに俺の舌を舐め絡め始めた。 ……俺のオメガ、マジでどんどんエロ可愛いさが増してく……

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