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第58話 蒐集Ω -11-
温かくてほのかに甘い液体を得る為に丸い乳首を舌で押し、しみ出てきた端からすくい奪う。
誰に奪われるわけでもなく、俺だけの悠真のモノなのに……舌が求める動きを止められない。
俺の舌でぷるんぷるんと口内で震え、伸び上がった先からぷしゃぷしゃと溢れてくるほの甘い液体に脳が痺れる。
ああ、俺、飴玉は舐めて最後に齧って噛み砕く派なんだ。
悠真のミルク飴化している丸乳首は最後に噛み砕かないけど、前歯でぷにゅふにょと柔く噛んで舌で舐めてまた吸う。
俺の行為に悠真は、初めて他人から受ける刺激にくすぐったそうに胸をよじるけど、俺の頭をガッチリ抱え込んでいる。
俺はよじる身体に合わせて頭を動かし追随させて、悠真の腕の中でミルク飴を堪能した。
「ふふッ……せんぱぃ、赤ちゃん……みたい?」
悠真の声、すげえ優しく頭に響いてくる……。
ちゅぱちゅぱ……とまんねー。
よし! 悠真のミルク飴でエネルギー補給完了!
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