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第64話 白兎祭 -2-

祭り神輿を担いで昂ったままのフンドシ一丁で現れた、幼馴染の薙矢。 力仕事で鍛えたしなやかな身体が汗で濡れ、強い色香を感じる。 それに汗で白い布が少し透けて肌身が見え、……もうペニスが昂って布を高く押し上げてる……。 やっぱりペニス……大きい……。先っぽ充血して真っ赤……。 「……瑠宇(るう)やっと番えるな」 「うん」 見せっこや弄り合ったり、時には舐めたり……そういう行為は隠れてたくさんした。 『儀式準備の後孔用の神樹棒以外の挿入』行為はキツク禁止されていたから、今日が初めて……だって僕は考えている。 でも、儀式の練習として準備棒を使ってアナルを解す行為は十歳の時から薙矢にしてもらっている。 儀式練習は神官様に見られて行う時もある……けど、僕達はいつでも二人だけの世界でいた。 早く一つになりたいな。 僕は逸る気持ちから自ら薙矢のペニスに顔を寄せて、パクリと昂る股間の頂点に吸い付いた。 「ン……じゅッ……じゅ、じゅるッ! じゅぅうぅ……! じゅ! じゅぅう……ッ」 僕は汗が滲み込み、半透明になったフンドシの布の上からペニス先端を舐めて、強めに数度吸った。 いつもより味が濃く感じるのは、神輿を担いできた後だから? とっても美味しくて濃厚で、クラクラしてくる。 そして薙矢は僕が吸い付くのを好きにさせ、その間やさしく頭を撫でられた。 それはまるで行為を褒められている様で、僕は益々大胆に彼のペニスを愛でた。 すると薙矢の息が荒くなり、ペニスの硬度が益々上がり……僕は布を歯で横に引っ張り、彼の昂ぶるペニスを露出させた。 "ブルン"と勢い良く布から外れ、僕の頬に当たり止った熱い棒。 僕はその蒸れ濡れている棒に頬ずりしながら、上目で薙矢にお願いした。 「―……僕と交わって、中に神婿様の雄汁たくさん注いで……?」 すると薙矢は僕を押し倒して着物を脱がして手足とペニス根元の拘束を取り、僕の裸体を眺めた。 お互い期待感が高まって身体が益々火照り、息が荒い。 「俺、この日の為にペニスを弄るの……すげぇ我慢してきた。しばらく抜いてない」 「ん……濃い雄汁なの? 嬉しい……」 言葉を受けて僕は起き上がり、薙矢のズッシリ重い温かなタマ袋を両手で包む。 すると愛おしさが湧き起こり、僕の奥が更に"キュンキュン"切なく疼いた。 そして立ち上がっている竿の先端の穴に"ちゅ"と口付け、唇で撫でた。 先走りの匂いとヌルヌルが愛しく、堪らない……。 行為と得たもので拘束が無くなった僕のペニスから、トロトロと汁が滴るくらい溢れ出る。 薙矢な胸の尖りに吸い付き、舌で舐めてきた。 ちゅうと吸い、甘く噛んでくるのが癖の薙矢。 僕はそんな彼を覆う様に抱き締めながら、彼の頭に口付けを落とす。 そして薙矢が僕の乳首を解放し、四つん這いの体勢にしてきた。 ああ、僕……遂に薙矢と……。 「瑠宇、抜く……な?」 「うん……」 "ぬぽ"と兎の尾を抜かれ、アナルが開いた状態でヒクヒクしてるのが分かる。 そして蜜液と神液が混じった液体がアナルから零れ、太股の内側を垂れてく感覚にゾクゾク……。 ああ、薙矢が僕の開いたアナルを見てる……。 早く薙矢のペニスを入れて欲しい……。

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