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第65話 白兎祭 -3-
逸る気持ちが溢れて、自ら尻たぶを左右に開き、アナル内部をよく見せる。
僕は神輿を担いでないけど、全身から湯気が出そうなくらい自分が昂っていると思う。
開いた事でアナル内部に外気が触れ、温度差に「はぅ……」と息が零れた。
「真っ赤で柔らかそうな肉……美味そうだ」
アナル内部を指して薙矢が言う嬉々とした声……そう思うなら、早く食べて欲しい。
「た、べて……早く、食べてぇ?」
―トロ……
薙矢の視線にアナル内部から蜜液が零れ、一筋の糸が落ちた。
すると薙矢は僕のアナルに顔を近づけ、ペロリと熱く濡れた舌先で零れた蜜をすくい舐めた。
そして蜜を零す窄まりをそのままベロベロと舐め、強く吸い付いてきた。
-じゅぅうぅううう……!!
「ンぁ、あッ!? あッ! ぁッ……は、はぁうぅン!!」
強く吸い付かれて内部の蜜を啜られる刺激に驚いて、僕のペニスが汁を吐いた。
そして汁を吐いた事に気が付いた薙矢が懐から布を出して広げた。
布の中には一本の木の棒。でも、この棒は神聖な御神木の枝からこの儀式の為に削りだした物なのだ。
「奉納してきた"神樹棒"だ。……入れるぞ」
「うん……オシッコ穴に栓して」
そして神木を削りだして作った細い棒をペニスに挿し込まれる。
これは白兎神さまが降りた状態の僕の"神液"を無駄に零さない為に必要な物なんだ。
"クニ"と薙矢に先端の穴がよく見える様に左右に広げられ、先走りで潤っているそこにアナルに注入した特別な液を纏わせた神樹棒を挿す。
こんな気持ち……いけないと思うのに、薙矢に神聖な棒をペニスの穴に挿し込まれるのがドキドキしてヤラシイ気持ちがいつもより加速してしまう。
だって……コレ、気持ち良いんだもん……。
この儀式の為に、僕達は十歳から義務で週一でこれの練習をしてきた。
棒は最初から薙矢の手作りだ。
アルファの強い独占欲で、僕は儀式の練習内容は薙矢任せで全てされている。
―くちゅ……ぐちゅ……くちくち……
徐々にペニス内部に消えていく棒を見ていると、どうしても息が荒くなる。
「~~ンぅ~うぅ――……」
「瑠宇、もう少しだからな?」
真っ赤な勃起ペニスの先端の潤んだ小穴。
薙矢の手で挿し込まれる聖棒。
聖なる棒で強制的に抑圧される……淫らな欲望。
―ぷちゅ
「入った」
「ん、んッ」
薙矢の言葉に反応して、ペニスがぴくんぴくんと喜び跳ねる。
深々と棒が刺さっている自分のペニスに、劣情が止まらない。
―ぶるッ ……どろォ……
「ィッ……くぅん……! はぁ、はぁ、はぁ、ハァ……ンンンっ」
腰が前後に揺れ、アナルから蜜液がたくさん溢れた。
そしてそんな興奮状態の僕を薙矢が優しい瞳で見つめてる。
彼の股間を見れば、裏筋が丸見えのフル勃起。
充血した先端からは透明な汁が溢れている。
―……欲しい。早く、満たして欲しいッ!
そして僕は四つん這いになり、尻たぶに五指が食い込むくらい限界まで開いた。
その時、サリサリとペニス先端から僅かに出ている神樹棒の頭が敷物に触れ、ビクビクと跳ねた。
次に濡れた敷物からヌチヌチと粘性のある音が溢れてく。
「ぁう、ぅ……」
僕がペニスからの快感に意識を僅かに飛ばした瞬間に……
―ぐじゅぅうう……! じゅぶ……じゅぽ……
四つん這いの獣の格好で晒したアナルに、深々と番になるアルファの熱い生ペニスが初めて挿し込まれた。
「はぅ、うぅん! ぁ、あ……熱くて、ドクドクって……して、るぅ。……おっきぃ、おッきぃよ……ぉ! おッきぃ!」
「く……は、はぁ、はぁ……! ぎゅぅぎゅぅ絡み付く……たまンねぇ……。最高だ、瑠宇」
粘膜同士が密着し、擦れて起きる強い摩擦に快感の混乱が生まれた。
初めての強い感覚に身体が驚いてペニスが震え、アナルが蜜液を更に出しながら薙矢の昂ぶるペニスをきつく締めた。
お互いに余裕が無い。無いのに、早く"先"が欲しい。
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