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第67話 白兎祭 -5-
そして一旦神木からペニスが引き抜かれた。
その際、僕の尿道に納まっていた何かが抜かれ、その際に生まれた快感に白濁が迸った。
神木内部に住まう白兎様に弄られて真っ赤なペニス先端の穴から白い粘液が断続的に飛び出し、アナルが締まり薙矢も僕の内部に同じモノを勢い良く放った。
「―……ぁッ! あッ……ああっ……!」
「く……ぁ、ぁあッ……!」
"びゅるびゅる"と精を放ち、僕達は敷かれた布団の上に繋がったまま寝転んだ。
そしてイった直後の僕のペニス先端を薙矢が激しく弄り始めた。
白兎様が舐め回し、尿道進入で広がっている僕のペニス先端を薙矢の手が的確に素早く高めてくる。
弄られて自分から透明な先走りが湧き出し、白兎様の唾液と混ざり合う粘質音が卑猥なものに感じられ、僕は益々透明な汁を溢れさせた。
薙矢のペニスはまだ僕の内部に納まっており、出したのにもう復活して僕の内部を甘く圧迫してくる。
濡れた先端の穴が露出する様に左右に肉を開かれ、内部を指で擦られて自分のタマ袋が持ち上がり、尿意に似た液体の止められない競り上がりを強く感じ……
「ぁッ……クる……いっ……ク! イク……! イク……! ……ぁ、あああっ!!」
―ぷじゅ……ぶじゅ……ッ! ぷしゅ! ぷしゅ! ぷしゅあぁああぁぁああああ…………!!! プシャ―――!!!
今度はサラサラとした透明な液体が、ペニスの先端の穴から噴出した。
爆発的快感の解放に、ペニス先から"潮"を放出した瞬間、僕は意識も飛んでいた。
意識が飛んだ間にも緩んだペニスから潮が流れ続け、薙矢が触れると"ぴくん"と小さく跳ね揺れた。
「ああ……上手に潮吹き出来たな瑠宇」
「んっ……ぅんっ! 薙矢のおかげ……っ。ちゃんと潮吹きっ、出来て嬉しい……」
この『オメガの潮汁』も瘤の内部に放つ。
放つ僕に薙矢がペニスのストロークを開始した。
アナルがペニスの刺激で直ぐに締まり、後ろから薙矢の熱い精の大放出を感じながら僕は身体を悦びに痙攣させた。
「はぁ――っ、はぁー、はー……」
僕は涎も流れるままに快感に全身が囚われ、アナルに刺さる甘苦しい棘に身悶えた。
最後に薙矢に支えられながら尻を瘤穴につけ、白兎様に進入してこられるのを待つ。
白兎様にアナル内部を舐めてもらい、神婿の放った雄汁を頂いて貰う。
アナル内部に細い何かの侵入を感じ、ふわりと温かくなり、白兎様に『祝福』を受けたのが分かった。
この祝福を受けると、美しく丈夫な子供が出来易くなると言われている。
ここまでが、祭りの……『まぐわいの初夜』として白兎神子と神婿に与えられた義務。
―……そして義務が終わり僕達は場所を神社奥に用意されている巣を模した特別な部屋に向かい、発情期が終わるまで好きに何度も交わり続けるのだ。
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