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2-1:先生包囲網
自分の発言:
経緯と、貴方の望む事は分かりました
つまり私に、彼を更に追い込むための手助けを望むのですね
親指姫の発言:
さすが白雪姫、話が分かって助かるな(≧∇≦)b
自分の発言:
それはどうも
こちらが出来るのは、貴方の持つ動画の管理と、計画にのっとって適した人材を斡旋することです
それで構いませんね?
親指姫の発言:
(*'-')b OK!
正直、思った以上によく撮れたんだけど、下手に拡散すると流石にね
面白そうな玩具でもあるし、長く楽しみたいからそこは慎重にしたいと思って( ´艸`)
そうしたら、白雪姫が秘密ネット持ってるって聞いたからさ
自分の発言:
下手な事をしなくて正解ですね
動画は何重にもロックをかけ、承認した者だけが見られるように管理をします
親指姫の発言:
了解、仕方ないね(;-_-) =3 フゥ
流石にアレが漏れると彼どころかチェシャ猫まで捕まりそうだし
自分の発言:
それも賢い選択ですね
それでは、動画を送ってください
後はこちらで人選を致します
親指姫の発言:
OK( ・O・)ノ⌒□ ポイ!
送ったよ、届いた?
自分の発言:
確認します
……なるほど、これは下手なAVよりも出来がいいですね
親指姫の発言:
でしょv(。・ω・。)ィェィ♪
お堅い人って案外淫乱なのかもね。すんごい乱れよう
僕もちょっと楽しかったよ♪
自分の発言:
これならば、クライアントにも楽しんで頂けそうです
ですがまずは、検証が必要ですね
粗相があっては私の名を汚しますから
親指姫の発言:
(・o・)ゞ了解!
いつどこでやるのかは事前に知らせておいてね。準備しておく♪
自分の発言:
それが約束ですから、仕方がありませんね
あまり褒められた趣味ではありませんが
では、後日連絡をいたします
親指姫の発言:
待ってま~す(*^・^)チュ☆
プツンッ
機密性の高いリアルチャットを閉じた彼は、一度息をつく。薄いブルーグレーの瞳、すっきりとした輪郭を雪のように白い髪が撫でた。
「子供の相手は疲れますね」
目頭を軽く指で揉みほぐした彼は、続けて保存したばかりのファイルを開いた。
『っ! やっ、見ないでくれ! こんなっ、あっ!』
『じゃあ、止めれば?』
『あぁぁ、止まらないっ!』
隠し撮りされているとも知らずに年下の生徒の前で股を広げ、言葉に興奮しながら自身を握り扱きあげる白鳥の姿はとても扇情的に映る。
荒い息づかいに、上気した肌。瞳は濡れて快楽に溺れ、恥ずかしい事と分かりながらも止められずに上り詰め、吐精している姿を見つめて、彼はニヤリと美しい唇に笑みを浮かべた。
「思いもよらぬ上玉が手に入りましたね。まさか貴方がこのように艶っぽい方だったとは。ふふふっ、楽しみです、白鳥先生」
チェシャ猫に後ろから貫かれ、既に喘ぐ事しか出来ない白鳥の顔に指を這わせた彼は、その指を自らの舌でペロリと舐めた。
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