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第二章

*** 『あっ……ひゃあ、ごしゅじんさまっ……ごしゅじんさまっ……』 『××……かわいいね。ちくび弄ってあげる』 『あ、あー……っ! ああっ……! ちくびっ……ちくび、イッちゃいますっ……あーっ……!』  撮影者の上にのって、少年が飛び跳ねている。目隠しをされ、手首を縛られ、ぴょんぴょんと腰を動かしている。下から撮影者が少年の乳首を弄ってやると、少年はのけぞりながら、悲鳴に近い嬌声をあげた。いつもよりも一段と甲高いそれは、どこか枯れ気味だ。 『もっとちんぽほしがってよ。えっちに腰振って』 『ほしいっ、ごしゅじんさまのちんぽほしいですっ……あんっ、あ、』 『だから腰もっと振れってば!』  上下に揺れ、十分淫らに腰を振っている少年の尻をぱしりと叩いて叱る。撮影者はなにやら画面の外から取り出して、カメラの前までもってくる。 『まだまだ足りないみたいだから、もっと××にはえっちになってもらいます』  画面にうつしだされたのは、チョコレートだ。撮影者は包み紙を剥ぐと、少年の口に押し込む。 『はぅ……む、ぅ……』  少年はチョコレートを口にふくむと、手で口元をおさえむぐむぐとそれを溶かしていて飲み込んだ。そうすると…… 『んっ……あ、ああっ……ぁあ、』  びくんびくん、と少年の身体が震え始める。たちあがった少年のものはぴく、ぴく、と小刻みに痙攣し、全身の肌が粟立った。 『あぁあ……ごしゅじんさま、ちんぽほしい、ちんぽほしいよぉ……! もっと、もっとぉ……っ!』 『いいぞ、ほらもっと激しく腰を振って』 『ひゃんっ、ふかいっ、あぁあっ、いいっ、いいよぉっ……!』  少年はベッドが激しくきしむほどに腰を上下に動かし、自らを追い詰める。撮影者はチョコレートの包み紙をぽい、とベッドの外に放り投げる。画面には一瞬、散らばった何枚もの包み紙が映し出された。 『あぁああっ、あ! ぁっ! いく、イクッ……!』  叫びっぱなしの少年の声は、痛々しいほどに割れ始めていた。

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