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「にゃあー……にゃあー……」  波折のお尻のなかがひくひくするたびに、しっぽはぴくんぴくんと動くから感じているのかどうかわかりやすい。はー、はー、と息をしながら鳴いて、お尻のなかひくひくさせて。そうとう感じているんだなって思って沙良は微笑んだ。 「先輩~、よしよし」 「にゃっ……んっ……! ぁうっ……にゃあっ……」  沙良がしっぽを掴んで、抜き差ししてやる。このしっぽのさきにはアナルビーズのように小さなボールがいくつも連なったような形状をしたバイブがあって、こうして抜き差しすると波折のなかでぽこんぽこんと独特な感触が走る。結構長めのバイブで、奥の奥まで届いているからこうされると波折はものすごく気持ちいいのだろう。波折の身体からはへにゃっと力がぬけて、そしてひくひくと小刻みに震えている。 「はーっ……はーっ……にゃっ……あぁんっ……にゃあっ……はーっ……」 「しっぽいじられるの、気持ちいい?」 「にゃー……んぁっ……」  乳首のローターを強にして、波折の頭を撫でる。優しくなでなでとしながら、でもしっぽバイブの抜き差しは激しく。にゅっぷにゅっぷといやらしい音をたてて、波折のお尻がよろこんでいる。 「あはは、可愛い猫ですね。こんなペット飼いたいなあ」 「にゃー……ぁん……にゃー……」 「ん? どうしたんですか?」 「にゃー……」  波折が指先で沙良をかりかりと掻いてくる。涙をぽろぽろと流しながら、何かを訴えてくる 「にゃあ」しか言っちゃいけないと命令しているから、して欲しいことを言えないのだろう。波折は身体をそろそろと起こすと、沙良にお尻をむけてくる。 「にゃあー……」  お尻を、ふりふり。ぶるぶると震えるしっぽが、揺れる。うわー、ド淫乱のお尻だなー、なんて思いつつも、沙良はちゃんと波折の意図を汲み取った。「おちんちんください」って言っている。けっこう太いバイブだったと思うんだけど、チンコのほうがやっぱりいいのかな、と沙良は苦笑い。 「おもちゃより男のチンコの方が好き?」 「にゃあ、にゃあ……」 「へえ、そっか、先輩。やーらしいの」  ぺち、と軽く波折のお尻を叩く。「んっ」と波折が鳴いてひくっとお尻が震えた。はやく、はやく、と言っているようにバイブを呑み込んだお尻の穴がひくひくしている。この淫乱アナルめ。  しっぽを掴んで、特に焦らしもせずに一気にバイブを引き抜いてやる。ずるるるるっと長いアナルビーズがお尻の穴からでてきて、こんなに長いの挿れて悦んでたのか、と沙良は改めて波折の淫乱さに感嘆する。引き抜くと同時に「あぁあぁんっ……!」って鳴いてのけぞって、びくっ、びくっ、と震える波折。そして出てきたバイブもぶるんぶるんと大げさに震えている。沙良ははは、と笑って、痙攣を続ける波折のお尻を鷲掴みすると、ひくんひくんと疼いているお尻の穴にペニスをあてがった。そして、首輪につながる鎖をぐっと引き寄せる。 「あぅっ……!」 「先輩、可愛がってあげますね」 「にゃ……にゃあっ……!」  首輪を引っ張られてくっとのけぞる波折が、涙目で鳴く。そんな可愛い波折に、その猫のようにお尻を突き出してくる彼に、沙良は思い切りペニスを突っ込んでやった。 「ぁあっ……!」  びくんっ、と波折の身体が跳ねる。沙良はぐっと鎖を引き寄せて、波折の首を引っ張った。シーツに身体を伏せることのできなくなってしまった波折は、上半身をふらふらと宙に漂わせながらガツガツと腰を突かれることになってしまう。すがりつくものもなく、下半身をがくがくと揺さぶられて、波折は腰が砕けてしまって顔を蕩けさせながら鳴いた。 「にゃあっ……にゃっ……! あぁっ……! あっ、はぁ……!」 「ほら、先輩も腰振って」 「にゃー……にゃーっ……」  しゃん、と鎖をしならせると、波折がかくかくと腰を振り始める。沙良も自らの動きはとめずに、そんないやらしい波折の動きを堪能した。細腰がくねくねと動き、お尻を沙良の腰にこすりつけるように動く。そして沙良はそんな波折のお尻に、腰を叩きつける。 「にゃあ……にゃあ、にゃ……」  波折の鳴き声はとろとろ。交尾している猫みたいに、しきりに声をあげる。お尻のなかもとろとろで、沙良のおちんちん大好きって言っているみたい。  沙良は波折の片方の乳首のローターを剥がして、自らの指で乳首を刺激し始める。ローターの刺激でこりこりにかたくなっている乳首を、ぎゅううっと根本から引っ張って、ぐにぐにと揉んでやる。 「にゃあー……!」  ずぶずぶとおしりの中を掻き回して、乳首をこりこりとしてやって。波折は気持ちいいのか身体をエビ反りにして何度もイッていた。ペニスからだらだらとだらしなく蜜を垂れながらし、恍惚と目をとじる。  ぎゅううーっとなかが締まってきたところで、沙良は波折をシーツに押し倒した。ばふ、と身体を丸めるような体勢をとった波折に沙良は抱き込むようにして覆いかぶさり、抽挿の速度をあげていく。 「にゃ……にゃ……」 「きっつい……先輩のなか……」 「っ……にゃ……っ……! はぅっ……! あっ……」  びくびくっ、びくびくっ、と波折のなかが痙攣しだして、沙良はそれにあわせて中出ししてやった。  沙良に中にだされたのを感じ取った波折は、くたりと身体の力を抜いて「にゃー……」と鳴いている。そんな満足気な波折をころんと転がしてやって、頭とか顎とかほっぺとか、色んなところを撫でてやると気持ちよさそうにふにゃっと笑ったのがほんとうに可愛くて、沙良はしばらく波折を撫でまわしていた。

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