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第19話

男はズボンのポケットから取り出した特殊な形状のナニかをベロリと舐めて唾液でたっぷり濡らした。 「俺に許可なく勝手に取ったりしたらダメだからね」 「あっ、なに・・」 後孔に押し付けられる硬い無機質な感触に智紀は不安そうに呟く。 「エネマグラって、名前くらい聞いたことあるよね?俺は今から出掛けてくるから」 「ちょっ、待って」 「いいつけは守ってね。言ってる意味、わかるよね?」 「話しを聞いてくれっ」 「熱もあるんだからいい子にね」 智紀の言葉には一切耳を貸さず、熱で熱くなったおでこに唇を押し付けた男は部屋から出て行った。 遠くに鍵の閉まる音を聞いて、智紀は怠い体を起こそうと下半身に力をいれた時だ。 「ああっ?!」 後孔に挿入されたエネマグラが勝手に動き出し、智紀のイイ所を攻めだした。 突然のことに戸惑う智紀は、這い上がってくる快感に抵抗するように力めば余計にイイ所を刺激される。 「な、にっこれっ」 ぶるぶると小刻みに振動し、ぐねぐねと体内で動く異物。 智紀はシーツを力なく掴み、容赦なく打ち寄せる快感に目を潤ませた。 「も、いやだっ、やだっ、アッアッ!」 どの位時間がたっただろうか。 陰茎に集まる熱を吐き出したくて我慢ができなかった智紀はうつ伏せに腰を振り、シーツに陰茎を夢中で擦り付け何度も射精していた。 それでも足りない。 射精した後直ぐに刺激され、どうにもならない快感に気が狂いそうだ。 何度もコレを抜いてしまおうと思った。 何度もソレに指に掠めた。 だが、酷い仕打ちを受けるのかと思ったら、それ以上手が伸びてくれなかった。 「もっ、許してっ、もう無理ッだからっ、」 喘ぎすぎた口元から血の滲んだ唾液を垂らし、枕がピンク色に汚れていた。

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