先程とは比べ物にならない質量に中を埋められ全身に鳥肌が立った。 「ああ、ナカ・・最高に気持ちいいよ」 智則のイイ所を探るようにゆるゆると腰を前後させた男はある場所で抽送を止めると陰茎の根元を掴み、亀頭にかかっているリングに指を掛けた。 「智則も最高によくしてあげるから」 ゆっくり尿道を擦りあげていく銀の棒に与えられる刺激に息を荒げながら、現実を受け入れまいとするように頭を目一杯横に向けて、智則は身構えている。 「痛いことはもうしないから」 硬く瞑った目尻にキスをした男が足を踏ん張り直すと、ナカにいる男の陰茎が前立腺を押し上げた。 堪らない快感に智則から熱い吐息が漏れたのを見逃さなかった男は、抜きかけていた銀の棒を奥まで挿れ、そちら側からも前立腺を刺激した。 「アﾞアﾞッッ！？いっ、ああッ！！」 智則は目を見開き、経験したことのない快感に背中をうねらせ喘ぎ狂いだした。 「どう？最高に気持ちいいでしょ？」 腰をビクビク揺らしながら、絶え間ない快感に戸惑う智則は男を見つめると涙を流した。 「泣くほど気持ちいいの？可愛い」 声を失ったようにパクパクと動く唇にキスをした男は腰を激しく振り、手に持っている銀の棒も同様に動かした。 「やめっ、いっ、はあっ！はあっ！も、もうっ！！やだっや、だっ、や…あ、ああ…アﾞアﾞッッ───！！」 智則の腰が痙攣したように前後すると、男は一旦律動を止めた。 「出さずにイけたね。何回でもイけるから、もっともっと気持ちよくなって」 また律動を再開させ、前からも後ろからも前立腺を刺激される智則は、またすぐに襲ってきた快感に恐怖を覚えた。 けど、すぐに爆ぜる快感は智則の体を支配して病みつきにさせた。 怖い怖いと泣きながら何度も何度もイかされた智則はいつの間にか意識を飛ばしていた。