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第30話

俺がそう言うと、ポカーンとした顔でこちらを見る藤原……………… その反応に……嫌でも眼中に入っていなかった……と知らされた気がして……辛かった………… やっぱり、こいつは俺のこと、嫌いだったか……と だって……その藤原の顔が…………お前俺のこと嫌いじゃなかったのか…………と言わんばかりの顔だったから………… 胸が苦しくなり……ギュッと制服の胸のあたりを強く握る だめだ…………たえろ、俺……………… そのまま、しばらく返事を待つと………… 朱「わるいけど……俺は…………」 と、気まずそうに言われた………… いやだ…………そんなの嫌だ……………… 玲「い、1ヶ月!!!!」 朱「…………………………は?」 断られる……そう思った俺は期限をつけた 玲「1ヶ月、関係を持ってみよう…… それで、お前がやめられないと言うなら諦める…… だがもし、1ヶ月チャンスをくれるなら、俺はお前にもう二度とこんなことをさせないと誓う………… 1ヶ月でいい、チャンスをくれ……」 そういうと頭を下げた…… お願い…………頷いて………… 必死に願っていると………… 朱「3週間……」 玲「へ??」 朱「…………3週間だ……それまでに俺の心を変えて見せろよ……」 玲「……っ!お、おう!!!! よろしくな!!!」 期限は短くなってしまったが、念願の想い人と付き合うことができ……嬉しくなってしまう………… 好きと自覚してまだ1日しか経ってないのに…… こんなに好きになって……大丈夫なのか……俺 自分の想いの重さに引きながら、これから起こる藤原との付き合いに内心ニヤニヤしてしまいながら…………俺と藤原は契約を結び始めた……

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