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嵐の中
雨宮が一颯の中で射精した後……
一颯は縛られたまま、ソファの背もたれにもたれるように伏せにされ、尻を抱え上げられた。
今度は背後から貫かれる。
「ひ、ぃい───ッッ!!」
拘束した腕を掴み、雨宮は思うさま、一颯の尻を突き上げた。一颯の白く華奢な体が大きく揺さぶられる。
「……すごいね。君がこんなにいやらしい子だったなんて」
雨宮は両手で一颯の尻を左右に開き、自分の肉棒が十代の少年の後孔を出入りする様を堪能した。
「あ! いやぁ……見な…ぁ……で……あ! あ!」
「さっき出したのを……こうして、掻き出して……何度もナカに出してあげるよ」
「嫌ぁ!……ナカはいや……や、め……雨宮さ……もう、やめてぇ……許してく……ぁあ!」
今度はバックから犯され、再び中出しされた。ゴプゴプと一颯のアナルから白濁が溢れた。
「ぁああ……ひっ……うう」
ズルリと引き抜かれ、今度は膝を曲げた状態でソファに座らさた。雨宮の指がグズグズになった一颯のアナルをくぱぁと開いた。
「……ひ! やぁあ……あっ」
「……卑猥だね」
また写真を撮られた。
一颯は放心したようにハラハラと涙を零していたが、再び雨宮のペニスが一颯のアナルに埋められ、弱々しくもがいた。
「あ! いや……も、やらぁ……ゆ、して……はぁッ……もぉ、ゆるしてくだ……ああッ」
二時間近く犯され続けた。雨宮の欲望は終わりが無いかのように思えた。
雨宮がようやく満足した頃、一颯の意識は途切れ途切れになっていた。
何度も中出しされて、男の精液で汚れた体でぐったりとソファに伏していた一颯は、雨宮にシャワーを浴びるよう言われて、のろのろと立ち上がった。
車で一颯の家の近くまで雨宮に送られた。
「この写真、誰にも見られたくないだろう。大丈夫。大切に保存しておくよ」
雨宮は微笑んで、一颯にキスをした。
濃厚な口付けをされて、ようやく解放された。
一颯はよろめきながら雨宮の車を出た。走り去る車を絶望的な眼差しで見つめる。
家に帰ろうと振り返ったとき……
「……っ! 駿助」
家の前に立っていた弟がこちらを見ていた。
「まって! 駿助!」
駿助は一言も発さず、一颯の腕を掴んで引きずるように家の中に入った。
そのまま駿助の部屋に連れていかれ、ベッドの上に荒々しく放り投げられた。
「なにやってたんだ……」
低い声で問い詰められ、一颯は怯えた。
「……しゅ……」
駿助は無言で一颯の衣服を脱がせた。一颯は怯えて、ろくに抗えず裸にされた。
「あっ」
後孔に指を這わせ確かめる。駿助は怒りに染まりきった顔で一颯を睨みつけた。
「てめぇ……他の男とヤッてきたのか!?」
「ちが……ひぃ!」
「違わねぇだろ!?」
駿助は一颯のアナルに指をねじ込む。ソコは柔らかく解れており、熱く爛れていた。
「ちくしょう……! あいつ……殺してやるッ!!」
「まっ……あ! 駿助……待って、お願い……あぁあッッ!」
怒りのままに駿助は兄を抱いた。雨宮に犯され、疲れ切った体を弟にまで酷く抱かれて……
まるで嵐の真っ只中にいるように、細い体を揺さぶられて、一颯は意識を失ってしまった。
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