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Ⅲ:1
秋月神奈からの要望は、秋月以外の客を取らない事。それを受け入れると同時に、俺からも一つ要望を出した。
①セックスするのは週三日まで
アイツは当たり前の様に俺の尻を狙うが、俺はタチだ。その上アイツの抱き方は随分と乱暴で余裕が無く、言ってしまえばガツガツしている。それを毎日やられちゃ正直体が保たない。
だが、これに対して秋月は更に要望を出して来た。
②時間は無制限に変更
セックスは一時間半以内と設定をしていたのだが、週三日にするのであれば時間制限を無くして欲しい言ってきたのだ。
なるほど、秋月的に時間が足り無くて焦ってたのか。
一時間半の中でめちゃくちゃにヤられるくらいなら、制限を無くし何とかゆっくり進めさせるのも…まぁ悪くないかと思った俺は、この要望もまた飲むことにした。
そして更に、それを受け入れるとなると問題になってきたのがヤる場所だ。流石に時間無制限で保健室を使う訳にはいかないし、前の様に空き教室で襲われるのも勘弁だ。
③俺、南壱也の部屋でのみ行う
こうして俺たちふたりだけの規約が出来た。
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