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第218話 ※

「何に使うかは……分かってるだろ?」 「もちろん。俺にやらせて」  千世は怯えながら二人の様子を見守る。漫画の内容は知っているから、自分がどうなるのかも想像がついていた。 「ぁっあ、やめ…ぅそついて、ごめ――」 「ごめんね。これ、おしおきだから」 「や、……あれは、いや……」  ぐるぐると巻かれていたブレスレットが解かれ、一本の紐になる。それを自身に近付けられて足で反撃しようとするも、廉佳に押さえつけられてしまった。 「ちょっと我慢しててね――」 「ぁあああ! い、いたぃ、…っあ、ぁう、あぁぁあッ」  紐が自身の根元にきつく食い込む。  泰志は容赦なく千世のものを三、四周締め上げた。圧迫される疼痛に顔が歪み、入り交じる恐怖に身体が強張る。 「これで漫画と同じだね」 「辛いか? まあ、イかせてやれないんだけどな」 「ぁく…う、うぅ……さわら、ないでっ……や、あぁあんぁ」  まるで壊れ物に触れるかのようにそっと愛撫されて、ずきずきと痛むそこに快感が走る。 「俺たちがイくまで、千世にぃはおあずけだよ」 「その間もたっぷり可愛がるから心配しなくていい」  もはや心配なのはこの身体がいつまで持つのかということだった。こんな責められ方は初めてだから、多分すぐに理性が吹き飛んでしまう。

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