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第219話 ※

「あとは……そうだ、ここを舐めてあげてたよね」 「ああ。でも俺たちは二人だから、泰志は乳首を弄って」 「言われなくてもやるよ」  廉佳の顔が紅く熟れた自身に、泰志の指がすっかり勃ち上がった胸の先に迫る。 「あ、ぅ……いっぺんに、されたら……」 「されたら、どうなっちゃうの?」 「お、おかしく…なるっ」 「むしろおかしくなっちゃえよ――」 「あぅぁああ! れんか、さん…そ、こは……や、やぁあ」  紅く熟れた花茎を廉佳の口に含まれる。反射的に閉じようとした膝を開かされ、さらに深く飲み込まれてしまった。柔らかい粘膜に覆われて、凄まじい愉悦が降りかかる。 「あっ、ふ…ぁ、あァあ、れ、んか…さ……やぁ、んっ」  身体を動かせないせいで快感をもろに食らってしまい、気を失いそうになる。  それなのに泰志が胸の尖りを押し潰してきた。そんなところも性感帯になってしまったのは、二人がしつこく弄ったせいだ。刺激に連動するかのように、勝手に腰が揺れてしまう。 「あ、んぁああ、あ…たいし、やめ……あ、いっ…」 「可愛いね、千世にぃ。ほら、ここも硬くなってるよ。分かるでしょ?」  こりこりと揉まれて、そこもはしたなく勃起していることを思い知らされる。下は廉佳に舐め上げられて千世は悲鳴を上げた。 「千世にぃ、すっかり『受け』だね」 「あ、んっ……んん、ぅ…んー、っ」

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