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第227話 ※
廉佳の屹立に添わせるようにして、泰志のものも千世の中に押し入ってこようとする。そこは充分に柔らかくなっていても、新たな侵入者を許すには程遠い。
何かを支えにしたくても腕が使えないので、千世は廉佳の胸に顔を埋めて体重を預けた。
「はぁ、はあっ……ぅ、あ…ぁあ」
それでも泰志は腰を進めてきて、内臓がせり上がるかのような圧迫感に苦痛の息を漏らした。
「やっぱりキツいかな?」
「あァあ、っあ、あ…や……こわれ…ぅ……」
あんなものを二本も入れられるたら身体が壊れてしまいそうで恐い。
あの時の、呼吸が止まりそうなほどの快感と痛みを思い出す。
「千世。そんな顔しても俺たちを煽るだけだぞ」
「かお……?」
「ぼろぼろ泣いて首まで紅くして。怯えて歪んでる表情が、余計に苛めたくなる」
「ゃ、やだ……」
「ほら、また甘えた声出して。本当はもっとシたいんだろ?」
「ちが――ァぁああぁあ!」
泰志の楔の先端が、ぐぐっとめり込んできた。
「千世にぃ、俺の方も見て」
泰志が、廉佳の胸で喘いでいる千世の頬を撫でる。
「――っ」
「ぁ、んっ…ん、んーッ」
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