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猫、開発される

「あ……あ……ふ、ぅ」 鉄平は荒い息を吐いて、ぐったりと脱力する。 志狼は顔を上げて、イッた後の鉄平の顔を見た。 頬を赤くしてハァハァと肩で息をしている。 潤んだ瞳も零れた涙も、たまらなく可愛くて、卑猥だった。 鉄平の痴態のすべてが、もっと感じさせたいと志狼の胸を疼かせる。 ローションを絡めた指で鉄平のピンク色のアナルに触れた。 ぴくん、と拘束された脚が跳ねた。 「……え?……あ!」 ゆるゆるとアナルを撫でて、ゆっくりと指を埋めていく。 「あ! まって……やぁ、んんっ!」 「もっと気持ちよくしてやるから。可愛く鳴いてろ。タマ」 「……ぁあ……はぁ、う」 鉄平の内側の、肉の壁を拡げていくように愛撫する。 すでに志狼によって与えられる快楽を覚えている鉄平のアナルは、欲しがるように志狼の指を締め付けて淫らに絡んだ。 「……エロイ体になっちまって」 「だ、れのせいだよっ……あ!」 アナルをグプグプと解しながら、志狼の舌が鉄平の腹を這いあがり、唇に到達した。 「ん、むぅ……」 志狼の唇が情熱的に口付けてくる。鉄平の唇と深く合わせて、濃厚に舌を絡めた。 キスをしながら、アナルに挿れた指を徐々に増やしていく。三本めを含ませたとき、鉄平の舌が震えた。 ぐい、と志狼の指が前立腺を押し上げた。 「ヒ! ぁあっ……!!」 ビクンと鉄平の体が跳ねる。 前立腺を責めながら、志狼の手が鉄平の濡れたペニスに触れた。 敏感な亀頭をくちゅくちゅと、手を密着させるようにして愛撫した。 「あああっ! やだぁ……それっ……ダメ! あ!」 再び鉄平は甘く鳴かされはじめた。 亀頭と尿道を捏ねるように愛撫される。 「あっあ、ひぃ、あぁあ!」 アナルに深々と埋められた指は、ねちっこく前立腺を責め続けた。 志狼は決して乱暴ではないが、鉄平は感じすぎて辛い。 鉄平が身悶える度に、ガチャガチャと拘束具が鳴った。 「ぁああ! いや……さきっぽ…やだぁ! あ、あ、やめ、て……ヒィッ!」 鉄平はビクビクと華奢な体を跳ねさせる。 「もぅいい!……も、やだぁああ! は、なし……てぇ、ぁ、ううぅ」 鉄平の白い内腿がピクピクと震えて、腰がガクガクと痙攣しはじめた。 「ぁあ───ッ! 嫌! しろぉ……っ離し……あ! は、なしてぇ!!」 切羽詰まったように、鉄平がもがきだした。 「で、ちゃう……でちゃうから、あ! お願い……しろ……は、ぁ…なし……あ! あ!」 首を打ち振り、必死で耐えている。 「タマ。我慢しなくていい」 鉄平が切羽詰まった瞳で、志狼を見つめた。 追い詰められて、必死で哀願する。 「ち、がう……やだっ! 出ちゃうぅ……やめてぇえ!!」 拘束された体で、逃げ出せずに志狼の思うまま愛撫され続ける。志狼は食い入るように、鉄平の感じまくった顔を見ていた。 鉄平は志狼の瞳を見つめて、首をふるふると振った。 「ほんとに……ほんとにダメ!……ッッ!あ!」 ついに耐えきれなくなった鉄平の華奢な体がビクンと跳ねた。 志狼が少しも休ませず、前と後ろを責め続けた結果…… 鉄平の腰がガクガクと痙攣して、叫び声を上げて華奢な体が大きく跳ねた。 「も、もぉダメッ!……が、まんでき、 なぁ……あ! あ! あ!」 「我慢する必要なんてねえぞ」 「いやぁ! し、ろ……でちゃう!でちゃうぅ……! やだぁあッ!! あ、あ、ぁあああ───ッッ!!」 鉄平はキツく目を閉じて、痙攣しながらビシャビシャと精液ではないモノを吐き出した。 「ひ、やぁ……だッ!……と、まんなぃい……ぁ…見ないで!……しろ…みないでぇ!……ぅう、ああぁ」 鉄平が漏らしたソレは志狼の手を濡らし、下肢を濡らし、拘束椅子から床にボタボタと滴っていく。 「あ、あ、ぁああ……そんな、ぁ…いや…見ないで……」 「……エロいな」 志狼はじっと鉄平の濡れた下肢を見つめながは、ハァハァと息を荒げる鉄平の後孔から指を引き抜いた。 「……ぅう、うぅ~……ひっく……」 「タマ?」 しゃくりあげる声に、志狼が顔を上げた。 「おれ……おしっこ、もらしちゃった……うっ……ごめ、なさいぃ……ひっく」 「……タマ」 志狼は慌てて鉄平の拘束を解いて、抱きかかえた。 「違う。タマ。小便漏らしたわけじゃない」 必死で宥めるように、背中をさする。 「……ぅうう……」 「潮吹きしたんだ。漏らしたんじゃないから、な?」 「……おしっこじゃ、ないの?……ひっく……」 「違う。だから汚くないし、恥ずかしくもないぞ」 志狼は必死に鉄平を宥める。 身長190を超える志狼が、小さな少年を泣き止ませる為にオロオロしている姿は滑稽だった。 「エロくて可愛いだけだ」 「……うぅ……ほんとにぃ……?」 「ああ。ほんとだ」 鉄平が少し落ち着いてきた。志狼は鉄平を抱き上げてベッドに移動する。 「俺が悪かった」 「……うん」 志狼は包み込むように、ぎゅっと鉄平を抱きしめた。

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