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大好きな彼と繋がる幸せ
「アツ、待って」
「もう我慢できない」
未幸のお墓参りから帰って来るなり、二階のアツの部屋に連れて行かれ、入るなり服をポンポンと一枚ずつ脱がされ、最後は産まれたままの格好で、ベットに寝せられた。
大好きな彼に、くまなく見られている羞恥心に、全身が朱色に染まる。
「・・・まだ、怖い?」
「・・・うん・・・少し・・・」
「そっかぁ」
アツ、僕の事を気遣いながら、ゆっくりと伸し掛かってきた。
朝の続きとばかりに何度も口付けを求められるうち、体がじんじんと疼くように熱を帯びてきた。
「もう、蜜が零れている・・・そんなに気持ちいい?」
小さくこくりと頷くと、チロチロと舌の先で、少し膨らみ始めた乳輪を舐め始めた。
「や・・・ぁ・・・」
きゅっとそこが収縮して、ちいさな突起がツンと勃った。
「妊娠したせいかな?あちこちぴくぴくして・・・うん、すごくかわいい」
「言わないで!」
顏から火が出そうな事をさらりと言われ、恥ずかしくて枕に顔を埋めた。
パぁ~と広がる大好きな彼の匂い。
アツのにおいだぁ・・・
すごく落ち着く・・・
「なにしてるの!?」
アツ、呆れて笑っていた。
「そんなに俺が恋しかった!?なら、素直に言えばいいんだよ。俺だって、未央不足で今にも死にそうだったもの」
「何、それ」
「煩いな」
アツ、少しだけむくれていた。
「ちょっと待って・・・アツ・・・」
片方の胸を揉み解していた彼の手が、下へと滑り落ちて、小さな僕のをやんわりと握ると、上下に扱き始めた。
「だめ・・・っあ・・・」
ぴちゃぴちゃと、耳を塞ぎたくなるような音をわざと立て、小さな突起も同時に舐められ、喘ぎ声が止まらない。
「気持ちいい?」
うんうんと頷くと、突起をカリッと軽く噛まれ、声にならない悲鳴が上がった。
同時に、先端からどくどくと熱いものが溢れ、竿をししどに濡らしていった。
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