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番外編《夫婦のたいせつな時間》

奏人のすやすやと眠る寝顔を眺めていたら、ごそごそと、アツと佳大さんがベットに潜り込んで来た。 「流石の奏人も疲れたようだな」 「みんなに可愛がって貰って良かった」 「うん」 天蓋付きの大きなベットは、僕たちが寝転がっても充分余裕があった。 二人から交互に口付けを求められ、拙いながら懸命に応じていると、そろりと、二人の手が服の上からあちこち撫で始めた。 「待って!奏人いるんだよ」 「大丈夫、起きたらちゃんと責任もって面倒みるから」 「そう。ママの時間は終わり。次は、俺たちを構う番」 「ちょっと、待って!」 「待たないし、待てない」 アツが体を下にずらし、下着ごとスウェットのズボンを脱がされた。 佳大さんには、上を脱がされ、あっという間に、生まれたままの格好にさせられた。 奏人が起きないか心配で。 何度も顔を覗き込んでいたら、佳大さんが、ぴちゃぴちゃと音を立てて、乳輪を舐め始め、アツは、小さな割れ目の入り口を舌先で押し広げ、ちゅぱちゅぱと舐め始めていた。 「だめ、おっぱい・・・出ちゃうから・・・佳大さん・・・」 「甘くておいしい。奏人に一人占めさせる訳にはいかないだろ」 「ここだってすごくおいしい。少し舐めただけで、ほら・・・蜜が、どんどん溢れてくる」 「二人とも、ヤダ・・・あぁ・・・・ぁ・・・」 久し振りの交わりに体が歓喜に戦慄く。 次から次に押し寄せる快楽に、腰が勝手にピクピク小刻みに震えて、いう事をきいてくれない。 アツと、佳大さんの掌が、やんわりと僕の茎を包み込んだ。 こんな中途半端な気色の悪い体を、二人は心底愛してくれる。 奏人を授かってもなお、こうして求めてくれることが嬉しくて。 気が付けば涙をぽろぽろと流していた。

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