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第40話
深雪side
『もしもし。亜咲斗だよ。今何してるの』
「亜咲ちゃん?どうしたの?」
『みーちゃんにお願いがあるんだけどこれから生徒会室にきてくれない?』
「僕やくにたつ?」
僕はドジでノロマだから亜咲ちゃんの手伝いになるのかわからない。むしろ邪魔してしまう可能性が高いのに
『みーちゃんじゃないとだめなんだ。だからきて?』
そう言われたから生徒会室に来た。
そこには先に来ていた人たちがいた…いたと言うより…みんな意識を失ってた。みんな今智輝とお付き合いしている人たちだ…
京ちゃんとくうちゃんは傷だらけだった…怖い…
生徒会室はあの独特な臭いが充満してた。くらくらする…
「あっん…あぁ!いらっしゃ…んっ…みーちゃん」
「亜咲ちゃん…」
僕を呼び出した亜咲ちゃんは目の焦点も合ってなくてうつろ。でもとても幸せそうに腰を振ってた
「あっ!イクっ!!あんっ!!あぁぁぁ!!」
「可愛いね…亜咲斗…」
ぐったりした亜咲ちゃんをベッドに横たえると男の人がよってきた。
「智輝…?」
「君が深雪ちゃんね。」
顔が見えた。智輝に声も顔もそっくり。だけど…笑顔が…怖い…
「だぁれ?」
「琉輝だよ。初めまして。智輝は俺の弟なんだ」
「智輝のお兄さん?」
「噂通り…ここで寝てる子達の中で一番美人だね」
「おにいさんがどうしてここに?みんなはどうしたの?」
「ん?みんなはねぇもう智輝と別れて俺の物になったの。深雪ちゃんはどうする?」
「僕は…智輝が好きだよ?だから別れない」
「そう。じゃあ…俺じゃないとイケない体にしてあげる」
「え?」
一気に僕と距離をつめた琉輝さんに唇を奪われた。
「君は美味しくいただきたいから…俺の部屋につれていってあげる…おいで」
「やだ…怖い…琉輝さん」
「そう?なら仕方ないね…ちょっとチクってするよ」
そう言うと何かが腕を刺した
「っ…なに…これ…」
そして僕は意識が飛んだ
次に目を覚ましたのは豪華な部屋だった。
「おはよ。深雪ちゃん」
「琉輝さん?ここどこ?」
「ここ?特別なお店だよ…俺の第二の家だよ」
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