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第45話
「二人は帰る?俺はまだ仕事があって帰れそうもなくて…しばらく学校休むんだ。駅まで送らせるよ?」
「大丈夫。智輝。無理はしないでね」
「ありがと。路夏」
「とも。体は平気か?」
「うん。それより怒りに任せて二人を酷く抱いてごめんね?帰ったら優しくするから」
「うん」
智輝に見送られ寮へもどる。時間はもう外は暗くなっていた。
「ただいま」
深雪のことが心配で由斗の部屋に向かった
扉を開けると部屋の中は甘ったるいような匂いと白濁の混じった臭いで独特な空気になっていた。
深雪の部屋に行くとどろどろに汚れたままの深雪が身じろぎせず横たわっていた
「おい!深雪!深雪!」
「ん…由斗…」
「お前大丈夫か?」
「ん…琉輝さんが欲しい…」
「もういないよ。おいでお風呂に入れてやる」
「ん…」
由斗が深雪を抱き起こす
「あっん…やぁ…あっ」
「薬?抜けてない…解毒剤…持ってたかな…路。少し深雪を頼む」
「みっちー…」
「深雪…体きつい?」
「…セーエキ…頂戴…みっちー」
深雪の姿は扇情的で体が熱くなる…
「深雪…もう少し…辛抱してね…」
「やぁん!頂戴!頂戴よぉ…」
深雪は俺よりも背が高く、見た目と違い意外に力がある。側にいた俺を押し倒すと荒々しく口付ける
「んっ…深雪…待って…」
「みっちー…みっちー…可愛い…」
こんな深雪知らない…獣そのものだった
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