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第88話
由斗side
しばらく話しているとここの家主が帰宅した
「ただいま。由斗くんだね」
「こんにちは。突然すいません」
調べていた時俺の父と路夏の義父は友人だと言うことを知った
それから父に話を通してもらいやっと会いに来られたんだ
「もういいんだよ?そんなに自分を苦しめないで。路夏にずっと会いたかったでしょ?俺だって優芽だって会いたい…紡だって大丈夫だから。ね?だから会いに行こう?」
「…私…でも…路夏に酷いことを…」
「路夏だってわかってくれてるはずだよ。だってあの子は俺たちの息子でしょ?」
「お母さん。私たちが付いてるよ。大丈夫だよ」
泣き崩れた母親を慰める光景は本当に美しくて…
俺まで涙が溢れそうだった
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