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更紗の場合/14

丁度一時間… 男たちが戻ってきた。 「話せた?」 「はい…」 「そう。じゃあ…続き…するよ?しないと…ならないから…ごめん」 「いえ…ありがとう…」 「俺が代わりになったらダメなの?」 男たちは黙って首を横に振る 「そう…」 光則さんは俺が他に触れられることを頑なに拒んでいる。 どうしても他の人に触られたくなくてずっと一緒にいた美芳のことが憎くて堪らないらしい… だから…あのあとすぐに解放してくれるって思ってたけど美芳はまだここに閉じ込められたままだ… そして行為が再開される。 それを見ていることしか出来ない…悔しくて苦しくて…固く拳を握る… どうして…俺なの?どうして…美芳なの?

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