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律の場合/3

その日からほぼ毎日のように琉輝さんに呼び出される。 仕事の話のあとは必ず激しく抱かれる。 琉輝さんの相手だけではなく多くの人を相手にしないとならなくて体は悲鳴をあげる。 その中には深雪もいて…深雪のずば抜けた美貌に皆夢中になっていた。 深雪と俺の絡みを見せるときだけは少しだけ楽になれた… 「深雪…ごめんね」 「んっん…りっちゃん…りっちゃんは大丈夫だよ…」 二人にしか聞き取れないほどの小声で短い会話をすることで自分を保っていた どんなに苦しくても…辛くても…京の笑顔を取り戻せるならば…いくらでも耐えて見せるから… 社員たちを守るためにも… そんな日々が永遠に続くのかと思っていた…しかしそれは突如終わる。 琉輝さんがミッチーに興味を示したから… 正直なところホッとした…この苦しみから逃れられるって… 京を傷付けた張本人が苦しめばいいって… みっちーとはクラスも違うし関わることはないから… 仕事の話のあと琉輝さんは何もせずそそくさと帰りミッチーに接触していることを俺は誰より先に知っていたが誰にも伝えなかった… それが後にあんなことになるなんて…

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