「ねぇ。京」 「何？」 「まだ智輝が好き？」 「そうだなぁ…そうでもないかな？智輝と由斗の姿見ていたらなんか諦めもついた。今は律といたいかな？」 「それって…？」 「律は仮の恋人でいいって言ってたし俺もあのときはまだ智輝を引き摺っていたからその言葉に甘えたんだけど…恋人と言う位置付けになってみて初めて見えた律の姿とか見てたら…もう誰にも渡したくないなって思って…だから…仮じゃなくて本物の恋人になってくれない？俺だけの律になって？好きだよ」 「き…京…」 「嫌？かな…」 「ううん…ううん…嬉しい…嬉しいよ…京…大好き…ずっとずっと京だけが好きだった」 「え？そうなの？」 「ごめん…騙してて…智輝と付き合ったのも…京がそうしていたからなの…そんな僕でも受け入れてくれるの？」 「…ありがと。そんなに長く待たせてしまってたんだね。沢山我慢させてごめんね…そんな俺でもいいの？」 「うん！うん！大好き！！大好きだよ」 そして正式な恋人となれた。 そして暫くして… 路夏が…入院した…