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空雅の場合/72

少し赤くなってしまった目を冷やしながらソファーに横になる 萌葱が僕を選んでくれた…萌葱が好きだと言ったくれた… 幸せなはずなのに胸がモヤモヤするのは… 「大丈夫…萌葱は今は僕を求めてくれてる…」 萌葱が飽きるまでそばにいられる… 飽きられたらどうする? そんなのわかんない。でもその頃には僕も何か変わっているのかもしれない。 今は一緒に過ごせる大切な時を過ごす 気がついたら眠ってた。 扉が開く音で目覚めた。ぱたぱたと何故か焦ったような足音が近付く 「空雅!」 「…んんっ…萌葱。おかえりぃ…」 「空雅…」 僕の存在を確認すると急いで側にやって来て覆い被さってきた。きゅっと抱き締めて額に唇を落とす 「ただいま…空雅…」 「おかえりぃ…お疲れ様。ごめんねぇ…寝ちゃってた」 「ううん。いいよ…それより…」 「うん…」 今度は唇に柔らかいものが触れ次第に深くなっていく 「んん…」 「…ねぇ…空雅…いい?」 「いいよ。ベッド行く?」 「ううん…ここでもいい?我慢できない…」 「もう…仕方ないな…いいよぉ」 ソファで絡まり合いながら互いを貪った 「萌葱ぃ…んっ…あっ…もぅ…あ!!」 「ふふ…ごめんね。がっつきすぎちゃった…」 「いいよぉ。」 「大好き」 「僕も…大好きだよ…こらぁ…また大きくしないの!えっち」 「だってぇ…空雅可愛い」 「もう…萌葱が収まるまで付き合ったげる…」 こんなとき体力あって良かったと思う。でも毎回これじゃあ流石に大変…また鍛え直そうかな… 「はぁ…満足した?」 「まだ足りない…でも…我慢する。だって空雅辛いでしょ?」 結局気がつけばやがて日も変わる頃だった

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