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空雅の場合/73
萌葱にお風呂を手伝ってもらう。
そこでもイチャイチャしながら過ごした。
本当に幸せ。楽しい…
セフレと同じことしているはずなのにこんなにも満たされる…やっぱり大好きだな…
でも…八尋さんなら…
「空雅?どうした?」
「え?何でもなぁい」
自分でもよくわからない…どうして八尋さんを思い出したのか…
「疲れちゃったのかな?ごめんね。俺明日休みなんだ。明日はゆっくり過ごそ!ね?」
「うん。ありがとう」
翌日言っていた通り一緒にDVDをみたりして過ごした。
3食一緒に作って食事もとった
「明日は何時からなの?」
「明日はねぇ…えっと…あぁ。明日は午後からだね」
「帰りは遅くなる?」
「そだね…日付変わっちゃうかな…先に休んでて」
「わかった…」
「寂しい?」
「うん…でもお仕事だもんね。頑張って耐える」
そう言うと萌葱が抱き寄せてくれて髪にキスをしてくれた
「空雅…なるべく早く帰るからね」
「うん」
2人抱き合って眠って濃厚な朝を迎えて重だるい心地よさを感じながら送り出す
「いってらっしゃい」
「行ってきます」
ひらひらと手を振って送り出す
萌葱の気配が消え息を吐いた
萌葱は人気俳優。仕事で帰れないとも多くて寂しかった。萌葱が帰らないときは眠れなくて萌葱に叱られたりもした。
それさえも幸せで萌葱がいるときはとことん甘えた
そういえば最近ミッチーに会いに行ってないな…たまには外に出てみようと思って出掛けた
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