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空雅の場合/86

八尋side 空ちゃんが…俺に会いたいと言ってくれた…何かあったのだろうか… 流石にみやとやった直後のこの家には呼ぶのは躊躇われて自分が行くことにした。 本当に…俺は最低だ。たった数時間前にみやを傷付けてしまったのに…自分の欲望に逆らわず会いに行こうとしているんだから… 出かける準備をしていたらもう一度着信が知らされた 相手は… 「み…や…」 恐る恐る通話ボタンを押す 『やっちゃん…』 『みや…あの…さっきは…』 謝罪の言葉を発しようとしたら遮られた 『おい!八尋』 『君矢…俺…ごめん…』 『次はないからな…みやに免じて今回は許してやる…みやは…お前のこと本気で心配してるんだ。あんなに酷いことされたのに…俺なら許さねぇ…けど…みやが…言うから…いい加減目を覚ませ…らしくねぇぞ…』 『…ごめん…ありがとう…あのね…今。空ちゃんから…会いたいって連絡あった…』 『あぁ。例のあの子?』 『そう。何の用かわかんないけど…いってみる…』 『うん。ちゃんと話してこいよ。何かあったんだろうから支えてやれ』 『…できるかな?…』 『…さぁな。気をつけていけよ』 『うん…ありがと…君矢』 『やっちゃん』 『みや…ごめんね』 『本当に…怖かったんだからぁ!!次はないからねぇ!次があれば絶交してやる!!俺は大丈夫だよ…やっちゃん。俺には君くんがいるから…だから…気にしないで…空ちゃんによろしくね』

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