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深雪の場合/22

ウィルside ゆうから連絡が入った。送られてきたのはマークしていた人物の一人の住所だった。 まさか狙いがゆうの方だったなんて。 「ジョン。これからゆうを迎えにいってくる。だから深雪の側に居てやってくれ」 「OK。わかったよ。ウィルも気を付けてね」 「うん。深雪のところに送る」 深雪に状況を説明すると自分も一緒に行きたいと言ったのだが深雪には悪いが正直のところ足手纏にしかならない。何とか説得して待ってもらうように告げ向かう 途中仲間たちと連携を取り家を取り囲んだ ドアチャイムを押しすぐ扉が開いた 「どちらさま?」 空いた隙間から足を差し込む。扉をこじ開けなかに入った 「警察だ!」 「警察?何かあったんですか?」 唖然とする。本当に不思議そうに首をかしげてるから 「…由斗はここに…」 「あぁ!由斗のお向いさんの…どうしたの?こんな時間に」 「…由斗は?」 「由斗?いるよ。でもね怪我してるからなぁ…どうぞ。入って」 …何だろう…こいつは… 「由斗。お友だちきたよ」 「ゆう!大丈夫か?」 「ウィル。お疲れ様」 「どうなってるんだ?」 「ねぇ。少しウィルと話したいから席外してくれない?」 「うん。わかった。お茶淹れよう」 「うん、お願い」 部屋から出ていったのを確認してゆうに話しかける 「どうなってるんだ?」 「ん~…何かね妄想すごい人みたい…」 「何もされてないのか?」 「むしろ助けてもらったっぽい。今日ね会社の帰りに階段踏み外して頭打ったみたいでね、近くにいた…まぁ…付けてたのかもしれないけど…意識失った俺を病院に運んだのあの人みたい。ほら。そこに薬おいてあるでしょ」 「頭?気分悪かったりしないのか?」 「ん~…まだぼんやりしてる…んでね…」 由斗から話を聞いて簡単には行かないことを察した… 「取り敢えず一旦深雪に連絡する。」 その場で電話をかけて由斗に代わった

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