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証明 2☆(side:佐藤くん)
「あの、この場合、僕が斉藤先生の胸を触ってもいいんでしょうか?」
「……え?
あー、えーっと、そうだな、別にだめってわけじゃないけど、俺は触られるより触る方が好きだな。
佐藤くんは、どうしても俺の胸、触りたい?」
「え? いえ、どうしてもってわけじゃ」
「それじゃあ、俺が触る方でいいかな?」
「あ、はい」
「うん、じゃあ、場所代わってくれる?」
「あ、はい、わかりました」
僕は斉藤先生の体の上から降りて、仰向けに寝転んだ。
代わりに起き上がった斉藤先生が僕の上に馬乗りになる。
「やっぱり佐藤くんは素直でかわいいなー。
それじゃあ、触るからね」
そういうと斉藤先生は、僕のTシャツをぺろんとめくった。
って、え、あれ?
なんで斉藤先生、急に積極的になってるの?
さっきまでの斉藤先生は逃げ腰だったり僕の勢いに押され気味だったりしたのに、気付いたら先生の方が積極的に僕を押し倒している。
なぜそうなったのかわからずに僕が混乱していると、いきなり両方の乳首を一度につままれた。
「あっ!」
「ふふ、かわいいなー、このちっちゃいピンク色の乳首。
昨日は薄暗くてよく見えなかったけど、今日は明るいからよく見える」
「えっ、あっ、ちょっ、カーテン閉めてくださいっ!」
「……どうして?」
僕が懇願すると、斉藤先生はなぜか真顔でそう聞いてきた。
「どうしてって、だって、見られるの恥ずかしいです……!」
僕が答えると、斉藤先生はうれしそうに微笑んだ。
「恥ずかしいってことは、俺のこと、意識してくれてるんだ」
斉藤先生の言葉に、僕はハッとする。
僕はごく当たり前の反応を返しているだけなのに、それでもちゃんと、斉藤先生のことが好きだという証明になっているらしい。
「好きな人に見られてるんだから、意識して当然じゃないですか」
「うん、そうだよな」
俺の念押しに、斉藤先生はうれしそうな顔でうなずくと、改めて僕の乳首をいじってきた。
「あっ……ん…んぅん………」
斉藤先生に乳首をいじられると、我慢しようとしても変な声が出てしまう。
やっぱり僕、感じてるんだ……。
夕べはむずむずするだけだけかもと思ったけど、今日、こうやって斉藤先生のことが好きだと意識した上で触られていると、これはやっぱり快感なんだとわかる。
「乳首、気持ちいい?」
「……はい」
言葉にして聞かれると恥ずかしかったけれど、僕は先生の問いかけにはっきりとうなずく。
恥ずかしいけれど、さっきみたいに自分の気持ちを素直に口にしていった方が、斉藤先生に僕の気持ちを知ってもらえそうな気がする。
「ああ、ほんとだね。
ここもちゃんと反応してる」
「あっ!」
下半身の反応しかけているモノをズボンの上からすっとなでられ、僕は思わず声をあげる。
「こっちも気持ちよくしてあげるね」
そう言うと斉藤先生は僕のパンツの中に手を入れて、その形を確かめるみたいに根元からゆっくりと触っていく。
その丁寧な手つきに、僕のモノはますます反応してしまう。
根元から先までたどり着いて、先っぽの濡れ具合を確かめるみたいに穴のところをくるくるといじった後、改めて竿の部分を握られて上下にこすられ始めたあたりで、僕はハッとなった。
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