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「んっ、うぅっ、んーっ……」 「涙、すっごい、……エロい、」 「えろく、ない……! んっ、……あぁっ、あ!」 「めっちゃ、エロい。ほら、ここ、びじょびしょ、」 「へ、……あ、やだ、……」  ぴんっ、と堅くなったものを軽く弾かれて、腰がびくんっ、と跳ね上がる。俺のものは、いつの間にか、透明でぬとぬととした液体に塗れていて、それがお腹のあたりにたまっていた。俺は、びっくりしてしまって、じっと結生を見つめる。 「こ、これ、なに」 「ん? 涙がエッチな気分になると出るやつ」 「え、えっ……」 「いっぱい出しな。エッチな涙、可愛いよ」 「か、かわいく、な、……ひっ、やぁっ……!」  胸を、いっぱい弄られて。乳首がぷくぷくになっていて、ぷにっとつぶされるたびに、じーん、とお腹のあたりが、痺れるように熱くなる。そして、たくさん、たくさん、なかを掻き回された。そこは溶けちゃうくらいに蕩けて、もう全身が、蕩けて。口元も緩くなって、油断すると、唾液が出そうになって、恥ずかしかった。 「いっ、……いく、……あ、いく、」  もう、連続で、イっていた。わけがわからなくなって、ぐずぐずになって、泣きながら喘ぐ俺を、結生が見上げる。身体を起こして、とろとろになったソコを、見ようとしてきたから、恥ずかしくなって、手で隠そうとしたけれど、結生はそんな俺の手は軽く払ってしまう。 「ん、柔らかくなったな」 「や……」  挿れた指を動かして、くぱ、くぱ、とソコを開いてきたから、俺はもう怖くなって、指を噛んだ。こんな、いやらしくなった、穴をみられたら……結生、引くかな、って。自分でも、ヒクヒクしているのがわかるし、結生から見ても、わかると思う。変態、って思われそうで、怖い。 「そろそろ、挿れられるかな、俺の」 「……へ、」  結生の声で、俺ははっと結生を見る。そうすると、結生も、服を脱いでいた。わっと身体が、熱くなった。結生の身体は、俺よりも逞しくて、男らしい。カーテンから溢れる光に、結生の肉体が照らされて、ドキッ、としてしまう。 「ゆ、結生……」 「ん?」 「……だ、……抱く、の? 俺の、こと」 「……うん、抱くよ」 「……っ、」  ……そうか、今、するんだ。セックス、するんだ。ひとつになるんだ。俺……結生に、抱かれるんだ。  やっとそれを理解して、俺の心臓は、バクバクと、高鳴った。服を次々と脱いでゆく結生から、目を離せなかった。この人に、これから抱かれるんだ、って思うと、結生がものすごく、それはもうすごくすごく、かっこよく感じてきて、胸が、きゅんきゅんとして、痛くなってきた。うっとりとしてしまって、全身からくたりと力が抜けて、俺の身体も心も、抱かれる準備を、始めていた。 「……、」  結生が、ゴムをつけている。その姿は少し俺に隠れてやっているのが、少し可愛かった。でも、それがまた、俺にドキドキを与えてくる。それを、ほんとうにこれから俺のなかに、いれるんだ、って  結生が、俺の脚を、ぐっと押し上げる。そして、ほぐされたそこに、堅くなったそれを、あてた。その瞬間、俺は期待に身体がぶるぶると震えてしまって、そうすると、結生がふっと笑う。 「緊張、する?」 「……、うん、」 「ほら、手」 「えっ……あ、」  結生が、愛おしげに俺をみつめて、そして手を繋いでくれた。指を絡めて、そして、「大丈夫」って囁いてくれる。  優しい、その行動、声。それに、くらくらした。ほんとうに、愛されているんだな、って感じて、おかしくなりそうだった。 「あっ……!」  ぐ、とそこに圧迫感を覚える。はいって、きた。結生が、俺のなかに……。 「あっ、あぁあっ、あ、あ……」  ず、ず、……とゆっくり、結生が入り込んで、そして最後まで来た。少し進むたびに、ちか、ちか、と視界に白い火花が、散った。奥までくると、ゾクゾク、としたから電流が、すごい勢いで這い上がってきて、頭のなかで、弾けた。  奥に、……結生が、俺の、奥まで。結生と、ひとつに、なれた。  すごい、ほんとうに、結生と、ひとつになれた。嬉しい、すごく、嬉しい。俺、結生と、ひとつになれた。俺の、なかに、結生がはいっている。 「ちょっ、……まっ、て……涙、やばい、……涙、すごい」 「は、……あっ、……ゆ、き……もっと、……おく、……」 「……うん。……はぁ、……キツッ、……まって、ごめん、余裕が……まじごめん、涙のなか気持ちよすぎて、やばい」

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