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第3話 目覚めた場所でⅢ

脱力してしまっている琉李はそのまま、ボーッと晶の行動を目で追っていた。 が、自分のモノにコックリングを嵌められて我にかえる。 「やっ、…はず、せ……、ぁ」 コックリングに気をとられていた間にいつの間にか衣服を全て取り払った晶は、琉李の後孔に自身のモノをあてがう。 その光景をみて、琉李は畏れと期待がいりまじったような表情を浮かべる。 「しん、じょう…、やっ、ん」 「気持ちよくしてあげるから」 「ひ、まっ、んあァあ――っ!」 晶は自身を一気に奥まで貫く。 琉李は与えられる痛みと快楽、圧迫感に背を反らして矯声をあげた。 * * * * *  前立腺にはギリギリ触れないようにしながらゆるゆると挿入を繰り返す晶に、琉李は自分がイカせてほしいなんて思ってしまっていることに気付いて、首をふる。 「るーい。イキたい?」 晶はそう耳元で囁いてから、また唇を重ねる。琉李の口は開いてしまっていて、ただただ晶の愛撫を受け入れていた。 完全に意識がキスにもっていかれていた琉李は、コックリングをつけられた自身を急にぬかれ始めて、どうしようもない快楽に襲われる。 「るい。イキたい、よね?」 イキたい。 はずしてほしい。 もういやだ。 そんな本能が表に出てしまいそうになるが、僅かに残った理性がそれを食い止めていた。 が、やっぱり苦しいものは苦しくて。 「ん、…ひ、…ぁう、」 思わず涙が零れる琉李を、晶は宥めるかのように頭を撫でて触れるだけのキスを繰り返す。 それが一通り終わると、また琉李の耳元で囁いた。 「言えばいいんだよ?『イキたい』『イカせて』…って」 「ぃ、…きたい…」 その言葉に琉李は首を縦にふって、ほんの小さな、でも晶には聞こえるような声音でそう呟いた。 「かわいい。…いいよ、イカせてあげる。でも、一回出さずにイッて、ね」 「あぁっ! ん、ンぁ ひァあっ!」 晶はさっきまでの挿入とは反対に、激しく、的確に前立腺を狙って腰を打ち付ける。 結合部から卑猥な水音が響いて、琉李はぎゅっと目を瞑った。

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