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蒼くて淡い 3

「さっき出したのにまたこんな硬くして」 「……おまえ……ッ……がッ……んッ」 あっという間に全裸にされた俺は瀬戸内の口で1回イかされ、そのまま後ろをほぐされ、そこに今指が2本入った状態。 前立腺を掠めるように動く指の所為で、一度吐き出したはずの俺のモノはまた硬さを取り戻しつつある。 「ケイちゃんのココがいいところ……だろ?」 「やッ……めッ……んんッ」 俺の感じる場所。 いつの間にか全部知り尽くして、初めて抱かれた時に比べたら…… 「何ニヤニヤしてるんだよ」 「……なんでも……ッ……ない」 そんなことで時の経過を感じて、なんかよくわからないけど、今こうして気持ちが通じ合えてよかったなって思ったら自然と頬が緩んでしまった。 「なんかムカつく」 「なんでだよ」 理由の元が瀬戸内本人だってわかってないのがなんだか可笑しくて、再び口元が緩む。 「おまえ、ほんと可愛いな」 そして無意識に零した一言。 自然と口にしたこの一言に瀬戸内の顔が一気に赤くなって、止まっていた俺の中の指が再び動き出した。 「……ッ……ん」 「……ッ……まったく、ほんとにもうっ……」 抜き差ししながら、呆れたように吐き捨てると指がもう一本増やされる。 「やッ……あッ……」 3本とかいつもならキツくてありえないのに、今日は逆にそれが余計に快感で…… 「腰……揺れてる……ッ……エロっ」 「はぁ……ッ……んあ……」 俺のは更にカタチを変え、足に当たる瀬戸内のモノも同じように硬い。 感じながらもそこへ無意識に手を伸ばし触れると、吐息混じりの声が降ってくる。 「……ッ……なに、してんのッ……」 「……おれも……ッ……」 そして、こいつにも気持ちよくなって欲しいと俺はその手でファスナーを下ろし、直で触れた。 それは熱くて、硬くて…… 俺に興奮しているんだと目に見えてわかる証に、俺も更に興奮してしまう。 そのまま快感を引き出すように触れ合い、その熱を互いに高めながらのぼりつめると、何時しか二人の息遣いだけが室内に響いていった。 「……んんッ」 「……ッ……」 気持ちいい…… けど、 もっと欲しい…… 「……なかッ……」 「何……?」 「奥に……ッ」 待ちきれない子供のように握る手を必死に動かし訴えると、視界が反転して…… 「……ほんと、今日のケイちゃんエロすぎなんだけど……ッ」 「だって……ッ」 もっともっと欲しいと口にする前に、望むモノが一気に挿って来る。 「……んッ……ああッ!」 そして挿れられた瞬間、快感が身体中を駆け巡り、そのまま俺はイってしまった。 イったと同時に荒い呼吸と共に瀬戸内が俺の口を塞ぎ、そのまま激しくキスをされ……俺はその行為だけでも再び身体を震わせてしまう。 それはまるで全身が性感帯になったような…… そんな感覚だった。

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