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~そうは問屋が卸さない編~

そんなこんなで初エッチを経験し、脱童貞を果たした蒼真。 (いや、マジでセックス気持ち良すぎた!) 思い出しては毎日ベッドでシコシコしてしまう位には、気持ち良すぎたのだ。 あの日の真生を思い出すと、ペニスが熱を持ってどうにも収まらなくて。 真生とまた早くセックスしたい!!と思いながら、ようやく会えた数日後。 真生と会ってみれば、おかしな歩き方をしていたのだ。 「ど、どうしたんですか?!」 「うん。あのね、なんかね、蒼真くんのおっきいおちんちん入れたせいで痛くてね」 「!!」 どうやら初心者相手にじっくり時間をかけてまともに準備をしなかったせいで、エッチなアソコが傷ついてしまったらしい。 「すみません。俺…」 「ううん。いいよ~痛いけどぉ~」 「うっ、そうですよね、痛いですよね?」 「うんうん。痛いよ、あははっ。でも僕も途中本当に気持ちよかったし、嬉しかったのが勝ったしぃ」 「お、お兄さん!!」 真生の優しく綺麗な笑顔に蒼真は感無量になり、抱き締めた。 「お兄さん!あっ、真生さん!俺、あなたが好きです!!つきあって下さい!!」 熱烈で愛の告白をすれば、真生がふふふと笑った。 「喜んで~!」 こうして蒼真と真生は、晴れて恋人同士となったのでした。 めでたし、めでたし。 とは、問屋が卸さないわけで。 真生の天然っぷりは想像より激しく。 先日、数日振りに家を訪ね楽しい時間を過ごした夕方。 帰ろうとした蒼真を「待って」と、リビングへ引き込むと、そこに居た両親に「ねぇねぇ~この子、慎の友達の蒼真くん」と紹介した。

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