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小林と山田1

「いただきます」 「はい。いただきます」 久々の小林カレーに舌鼓を打つ。やっぱり美味いわ。 「うまっ!」 「それはよかった」 俺はおかわりまでして、パンパンになった腹を抱えてベッドに転がった。 「食べ過ぎだ」 「だって美味かったし」 小林は食後のコーヒーを入れて戻ってきた。俺は壁を背にしてベッドに座って、コーヒーを受け取る。 小林はソファに座った。 しばらく腹休めの休憩をして、俺は先に風呂に入った。 交代で小林が風呂に入ってる間に、勝手知ったる小林のベッドに潜り込み本格的に寝ることにした。 山田の時から、俺は我先にと小林のベッドを占領していたものだ。 アスリート御用達のマットレスはマジで寝心地がいいうえに、このベッドで寝たら翌朝は体が軽いんだよ。 俺も欲しくなったが、小林に値段を聞いて断念した。その頃、ギャル系の彼女に貢ぎまくってたもんなぁ。 そんなことを思い出しながら、俺は寝心地の良さに眠りの世界に旅立っていった。

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