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野外プレイ1

「や、しろぉ……しろう! 待ってよっ」 志狼の肩に米俵のように担がれて、鉄平は慌てたが、志狼は無言のまま大股で歩き続ける。 ───大人気ないとは、自分でも分かっている。 だが、どうしても我慢が出来なかった。 そもそも今日の事を内緒にしていた鉄平が悪い。志狼が店に行かなければ、この可愛らしい姿を高杉や他の客どもにだけ見せていたのだ。 鉄平にセクハラした客もムカつくが、自分よりも先に鉄平を慰めた高杉にも腹がたつ。 「しろうってば!」 「……タマ。お仕置きな」 「そんなぁ」 鉄平は志狼の言葉に怯えた。お仕置きと言っても痛い事をされる訳じゃない。 どうしようもなく恥ずかしくて、いやらしい事をされて、いっぱい泣かされるのだ。 鉄平を担いだまま、志狼が路地裏へ入っていく。どことなく妖しい雰囲気が漂っている。 ……またSMホテルへ連れて行かれるのだろうか。 不安になった鉄平はキョロキョロと見回して、ある事に気付いた。 小綺麗な顔立ちの少年や青年がちらほらと立っていて、皆うっとりと志狼を見ている。 ───なに?なんなの? 「あっ。志狼さん! お久しぶりです」 男の声に志狼が答えた。 「よぉ、場所借りるぞ」 鉄平は何とか首を曲げて、志狼の前に立つ男を見た。強面の厳つい男だ。 「勘弁してくださいよ~。志狼さんが相手だと金いらないって奴多いんですから。ボスに怒られちゃいますよ」 「竜蛇には俺から言っとく。それにコイツは男娼じゃない」 ───たつださん? 鉄平は竜蛇の名前を聞いて不思議に思った。 ここは蛇堂組のシマで、立ちんぼの男娼がウリをする場所だった。 高級男娼などは自分だけの部屋を持っていたりもするが、大抵は隠れ蓑のバーなどの店か路地裏に立つ。 安く手早く済ませたい客は、この路地裏でセックスをしていた。 志狼は風呂好きなので路地裏で済ます事は無かった。意気投合した男娼とホテルにしけ込む。 だが、今日はお仕置きと称して、鉄平を外で抱こうと言うのだ。

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