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晴「…………っ!鈴っ!」 鈴「へ?晴也…?………」 壮「……えっと……?」 困惑した顔の2人を無視して鈴を腕の中に閉じ込める 鈴「ちょ、ちょっと?!」 晴「お前は…………俺のもんだろ………………」 鈴「は、晴也?」 困惑している鈴を無視して 俺はキッ!と目の前であわあわしているちびを睨みつける するとチビは泣きそうになりながらプルプルと震え始める ……こんななよなよしてる奴に鈴を奪われてたまるかよ……………… 晴「……おい、チビ!」 壮「ふぁ、ふぁいっ!」 シャキンッと背筋を伸ばし、俺を一心に見てくるこいつ…………予想外だが、礼儀はしっかりしてるようだ だが、だとしても鈴をやることは出来ない…… キョトンとしたまま俺に抱かれたままの鈴の顎を上に向け、その小さな唇に噛み付くようにキスを落とす 驚いた顔の鈴と壮馬………… じたばたと暴れる鈴と 顔を真っ赤にしてあわあわしている壮馬 あれ?ショックじゃないのか……こいつ………… 壮「あああああの! り、鈴先輩!こ、こここれ黙ってます! ご、ごゆっくりっ!!!」 鈴「なっ、ばか!どっかいくなっ!」 晴「お前……そんなにあいつが好きなのかよ!」 鈴「晴也はややこしくなるから黙って!」 鈴は、壮馬の首根っこをつかみ、俺の頭も掴むと、地面に正座させた 鈴「まず……晴也っ!」 晴「は、はい…………」 鈴「こいつ!サッカー部の後輩! サッカーの相談を受けてたの!」 さっかーのそうだんをうけてたの……? え、なに?……どゆこと? そう思い、さっきの会話を思い出してみる…… ・・・・・・・・・・・・・・・ 壮『やだ…………また一緒に…………』 鈴『それはだめ……もう辞めるって決めたの』 壮『どうしてもですか…………?』 鈴『うん、どうしても…………』 壮『どうして!? あんなに好きだったじゃないですかっ!』 鈴『…………壮馬……ダメだよ…もう無理なんだ』 壮『いやだ…………俺まだ……鈴先輩と…… してないプレイ沢山あります! 帰ってきてよ…………鈴先輩ぃ……』 鈴『帰りたい気持ちはあるんだ………… けど……体が限界なんだよ…… 他にも……先輩いるだろ? そっちを頼れ…………』 壮『……鈴先輩じゃなきゃ、やだぁっ!』 ・・・・・・・・・・・・・・・ …………冷静に捉えれば……すぐわかるような会話だ うっわぁ〜すげぇ恥ずかしい……………… 隣で鈴が壮馬に説教をしていることなんて、全く頭に入ってこなかった 顔が真っ赤になっているのがわかる……………… くっそ!恥ずかしいっ……………………

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