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第42話

Side鈴 (やっぱり……いやだったかな……) そう不安に思い恐る恐る秋の顔を見ると…… 秋はなんだか嬉しそうに、泣き笑いしていた 秋「何それ…………意味わかんない……ふふ…… んもぉ!鈴ちゃん!」 鈴「えぇ、なに!?ごめんっ…………ははっ」 ポカポカと胸あたりを叩かれる しかし全く痛くない くすぐったいようなその殴りに笑いが込上げる 俺たち2人はお互いに向き合って、ひたすら笑ってた 優「え、なにあれ可愛い」 晴「……なんか、キラキラしてる……よな」 後ろで優人と晴也が意気投合していたなんて……何も知らずに 秋とひたすら泣き笑いしたあと、先生が入ってきた 俺たちは、入ってくるのを見て急いで席に着いた 晴也も、俺にコソッと挨拶したあと、慌てて出ていった 晴「じゃ、またな鈴」 鈴「うん、あとで」 先「さー、はじめるぞ〜 ……お、涼原、きたか」 鈴「はい、先生」 先「気分悪くなったら遠慮せずにいえよ?」 鈴「ふふ、はい!」 先「さ、みんなせきつけ 先週のテストの追試者発表だ」 えぇ〜と残念そうな声が上がる そんなみんなの様子に……あぁ、帰ってこれた と安心してしまう 薫「…………どした?鈴」 鈴「…………ふふ、嬉しくて」 薫「……くく、そうだな」 前の席の薫が後ろを向いて俺の様子を伺ってくれた そんな薫に感謝しながら、クラスをぐるっと見渡す 秋、優人、朱雨、玲、薫…………それにほかのクラスメイト……………… いつもの光景が見えて、やっと帰ってこれた……と思える 色々あったけれど、やっぱりこのクラスが1番なんだよな……とそう思いながら みんなのコロコロ変わる表情をずっと見つめていた 〜ただいま〜end

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