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※疑心暗鬼→sideT

オレの身体の下で腰を揺らして艶かしい表情を浮かべている彼は、完全にオレの身体に溺れているようで、鼻を鳴らして素直に欲望を口にする。 東高1の強さを誇るオレが憧れた人を、自分で穢しておいて失望している。 失望してるのに、こんなにも執着している。 歪みすぎた愛情。こんなの、アンタには迷惑でしかない話だよな。 繋がったまま、心地よい締め付けを繰り返す胎内へと埋めたままその硬い体を抱き寄せる。 「…………ッん、ふ…………はあ、あは…………ッ」 近くにあるとけた緑の飴玉のような目を舐めあげる。 このまま閉じ込めてしまいたい。とか、猟奇的な気持ちすら芽生えてしまう。 「きもちいいの、士龍」 優しくくちゃくちゃと目ん玉を舐めながら問いかけると、唇から唾液をたらして蕩けた顔で頷く。 「すげえ、美味しいぜ。最初からトロトロだからな」 鬱血してすごい色になっている袋からシリコンの紐を外すとらぴくんぴくんと軽く身を震わせ、ペニスから白い液を垂れ流す。 きゅうっと胎内が閉まるのに、俺は残滓を絞り出される感覚に、汗ばんだ真壁の身体を抱き寄せる。 「…………ッんふ…………ひも、ひいい、たけ、お」 名前を呼ばれるのが嬉しくて、オレは真壁の肩にかぶりついて歯型を残す。 こんなのは、ダメだと思う。 卑怯な手で、この身体を手に入れて、この人を手に入れて…………それでもいいって開き直ったのに。 踏み切れない。 多分、もう、真壁は堕ちているのに。 たった3日だけど快楽に弱いからかか、あんなに期待してオレをこんなに求めてくれているのに。踏み切れない。 何故かだなんて、オレだってわからない。 最初から、なんかそんなつもりもなく犯してしまったことも、オレらしくないのに 真壁は快感に緩んだ表情のままオレに頬をすりすりとすり寄せる。 「……Ich ……mag……dich」 また、天使語かよ。 普通の時じゃきけなくて、ずっと疑問に思っていた天使語ことを聞く。 「その言葉やさ………………なあ、ダンケってなんだ……寝ぼけていうのを、何回かきいた」 少しだけ正気にかえった様子で、迷うように視線をさまよわすと、 「…あ…Dan、ke、schon……は、……あ……りが、と……って…………」 ありがとう、か。 だから、あのタイミングか。 何度か聞いたタイミングを照らし合わせる。 あんなことされて、礼を言えるとかホントにコイツとは格が違う気がする。 ちゃんと、諦めねえと……ちゃんと…………。 あ、いまのイッヒマディッヒってのも、なんだろうか。聴いてみるか。 真壁は、少し身体をもぞつかせて、オレを見返して、 「な、なあ………俺…もっと…………ほしい…………たけお」 無意識かしらないが、いやらしく腰を押し付けて、オレをさそった。

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