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※游移不定→sideS

熱を持った堅い肉がグイグイと俺の身体の芯を貫いて、それだけで俺の身体は簡単にぐにゃぐにゃに蕩けちまう。 もっと深い場所に欲しくて腰を脚で引き寄せると、身体中つかって疼く場所をこすりつける。 唇から漏れ出す声も唾液でからんで、唇が痺れて呂律がまわらない。 顎をとられて、唾液を舐められ甘噛みされながら、唇を吸われる。 富田君は俺を見下ろし眉をキュッと寄せて切なそうな顔をする。 そんな、顔するな。勘違い…………しそうだ。 重い手を伸ばして苦しくなる呼吸をつむぎながら、富田君の男らしい骨格の眉の間を伸ばすように触れる。 眉を寄せたりしないで…………俺はきもちいいんだから…………。 胎内で肉が更に膨らんで、俺は内股を開いて痙攣する。 ガブリと首筋に食らいつかれ、ギュッと根元を掴まれると、身体の中で熱が渦巻いて出口を失う。 全部もっていかれちまいそうな恐怖に、腕を彼の頭の裏に回して背を反らし咆哮する。 獣になっちまったみたいに、身体を揺さぶって中の収縮と全身の痺れにガクガクと震える。 耳元で富田君が何か囁くように言っているけど、感覚が麻痺して聞こえない。 奥に注ぎ込まれる体液に、全身が蕩けてしまうような感覚を覚えながら、もっと欲しいと搾り取るように身体の中の細胞がうごめく。 淫乱といわれた、けど、たぶん、そう。 こんなふうに女の子相手にはなったことないけど、ずっと、熱がほしくて、欲しくて仕方がない。 たった一週間でこんなになるとか、普通にありえない。 ズルッと中から引き抜かれる感覚に、俺は富田君の腰に腕を回して引き止める。 「…………い、……あ、…………あ、あや、やらあ……っ、ぬか……ないで……っ、もっと…………あ、ッも」 「バカ、煽るなよ…………もう、限界じゃん」 俺を見る目が優しいのは、気のせいなのかな。 腰を押し付けて半勃起のペニスを再び飲み込もうと、脚をあげて中に入れようと身体を動かす。 「…………士龍、エロすぎ。なんなの…………」 文句をいいながらも腰を抱えて、再度ゆっくりと硬くなった肉を押し込み、腰を回しながら、ぐちゃぐちゃと突いてくれる。 「ンッあああ…………あ、いい………あ、ひ、おひんひん………きも、ひいい…………あ、ぶっ、こわれ……そ………ついて……っも、とっ………こ、こわして…………ッ」 「イイよ……壊してやる、士龍」 凶暴な口調で激しく突いて、優しい口調で囁かれ俺はバカになったように、身体全体を押し付けてねだる。 息ができない。 ヒューヒューと抜けたような呼吸しかつけない。 あたまが、熱で、とける。 こわれちまえば、つらいのも、くるしいのも全部なくなるから。 せめて、オマエが壊してくれ。 …………おれは、つらいのや、苦しいのは、きらいだ。 だから…………何も感じられないように、して、くれ。 こんな、きもち、ずっとなんて、かかえてられない。

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