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意志薄弱→sideS
俺の原チャとは違い、富田君のバイクの速度は非常に速い。
直進ならまだ堪えきれるのに、舗装されていない道はガタガタとして振動を体に伝えて、右左折の度に傾く重心が、胎内に埋めた異物が中を摺る動きを手助けしている。
富田君の腰に回した腕にぐぐっと思わず力を込めてしまう。
校舎を出るときからジンジン痺れてた頭が、ぼんやりと霞ががってきて息もあがっていき、思考を奪う。
アツイ、アツイ………あ、きもち……いい……ッ…。
カーブになると奥までぐいぐいとエネマグラが食い込んで内部を強く押し上げて、堪らず顎先をあげてしまう。
「…ッくッ……………ふ…うう……ッん…ハァ、ハァ」
荒い呼吸を繰り返しながら、どうにか落ちないように富田君にしがみつくので精一杯になっちまう。
真冬だというのに、体が汗ばんで全身が震えて仕方がない。
もっと奥まで突かれたい、中に熱い肉が欲しいとばかり考えちまう。
振動で動きが加わるたびに、その先の快感を知ってる体は無意識にに求めちまう。
「やらしい声…………なあ、たまんねえの?」
くくっと背中越しに哂う富田君の言葉に身を震わせる。
押し上げられる肉が熱をもっていき、何度もぐいぐいと追い上げられちまう。
きゅきゅっと信号で停止ししたと同時、すべるように腰を富田君に押し付けて痙攣して空イキしまう。
「――ッ…………ッ……っううう…っつうう」
思わず顎をあげて身震いを伝えてしまうと、富田君は体を揺すって哂っているようだ。
「我慢できなかったンかよ?」
問いかけるメット越しの声に、ごくっと息を呑む。
答えの代わりに、俺は回した腕に力を込めた。
のーみそがとろけちまったように、ずぶずぶと考えがのみこまれていく。
内側からの痺れがどんどんと体を侵食していき、何も考えられないくらい思考力を奪っていく。
甘いものを食べた時の満足感のようなものが欲しくて仕方なくなる。
信号が青になり走り出すと同時、ぐいっと前方にのめりこむと、前立腺を押し上げる感覚に腰を揺らめかせる。
もう、だめだ、理性がもたない、そう思うと体が重く感じて、本能のままに腰を押し付けて、快感にたまらず富田君にぎゅううっとしがみつく。
「真壁…………たまんないって顔………してるの可愛いな」
微かに富田君の声が聞こえた気がした。
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