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共闘宣言 →sideS

やべーな、俺、ホント、虎王に身体もココロメロメロじゃねーかよ。 虎王ははシャワー室で身体を綺麗にしてくれて、着替えのジャージも持ってきてくれた。 頭もぼーっとしていたが一旦教室にもどり、午前の授業が終わった後、俺はまた虎王の派閥の溜まり場の体育倉庫にきている。 とりあえず、俺は虎王用らしい教師用の肘掛け椅子に座っている。 ちゃんと礼いわねーとダメだと言って、虎王をまたここに連れてきた。というか、実際連れてきたのは虎王の方だが。 「今回は…………迷惑かけたな。助けてくれて、サンキュな」 親しき中にも礼儀ありだ。と、じいちゃんもよく言っている。 頭を下げるたけおの背中を俺は上機嫌で眺める。 でもなんだか頭と身体は、まだふわふわ宙を浮いている気がする。 「俺たちは、そんな力になれなかったし、士龍さんと、幼馴染のトール君がなあ.....」 ちらちらと俺を眺めながら、モトミヤが答える。 モトミヤも、かなり奮闘してたと俺は思ったがな。 「士龍さん、脚は大丈夫なんすか?撃たれてたけど」 「ん。日曜にとーちゃんに手術してもらう」 まだ頭がふわふわだし、ぼーっとしてる。 ホントにキモチ良すぎ。虎王、ホントにセックス上手すぎるよなあ。 「士龍さん、なんかぼーっとしてます?大丈夫すか?」 元宮が、俺に近づいてきて顔を覗き込む。 「んー、なんかずっとのぼせてるだけ。…………賢者タイムなの」 タバコを胸ポケットから取り出して、くわえてライターを使って火をつける。 あんまり吸うのはやめてんだけどな。 「ヤリ後すか?」 目を見開く元宮に、俺はにやけてシシシと笑い、 「そそ、あんましキモチ良すぎて、のーみそ、ブッ飛んぢまってんの」 「ちょ、ミヤ、何聞いてんだよ。アンタもんなことへらへら答えんじゃねーよ」 慌てた様子で真っ赤になっている虎王が、なんだか可愛い。 焦っている様子を眺めながら、俺はふわふわしたままで、口が緩んで仕方がない。 「シロウさんは、タケの何がヨカッタんすか?」 レポーターよろしく聞いてきたのは、たけおと同じように去年まで俺の下にいた三門だ。 こいつも武闘派だったな。よく俺には喧嘩につれてけよってしつこくごねてたので覚えている。 「んー、いわゆる、ちんこが良かったんだよ。」 「ちょ、ひでえ答え」 爆笑して三門は、俺を意外そうに眺めて首をひねる。 「シロウさん、あの.....ヤられるのは抵抗ないんすか?」 「別に、キモチよけりゃ、気にしねーな」 「やっぱ、士龍さんは、かなり、アレな人っすね。実際テクニシャンなのか?タケちゃんは。」 「最初は優しく、焦らして、たまんなくさせてから、最終的に野獣のようになる感じ」 「ッ、、、、、アンタも黙って。カズ、オマエも余計なことばっか聞いてんじゃねー」 ガツガツと、三門の足に蹴りをいれながら真っ赤な顔をしているのが、本当に可愛いな。 いじり倒したくなる。 まあ、もう、別に身体だけってワケじゃねーしな。 「照れんなよ」 「照れてんじゃないって、アンタほんとにベラベラ話しすぎ」 ムッとして睨む顔すら可愛いとか思うのは、ほんとにどうかしてるな。 おとうとだからとか、そんなんじゃない。 「ちと、足治るまではたけおは俺が独占さしてもらうぜ。まあ、ちんこ以外もイイ男だぞ、なんせ俺の弟だからな」 よいこらせと腰をあげると、たけおはすぐに俺を支えに寄ってくる。 「弟って……え、えええ、兄弟なんすか……」 「あほ、アンタも余計なこといってんな」 「これから、世代交代の時期だしよ、俺も万全じゃねーし、荒れるぜ?」 「わかってんよ」 「つーことで、俺はこいつにメロメロだからよ、なんかあったら加勢すっから」 虎王の仲間に大声で、共闘宣言をする。 じゃあなと伝えて、虎王に支えられながら教室を出た。

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