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一宿一飯→sideS

ざあざあと温かいシャワーを浴びて身体を濯ぎながら、心地よさに目を閉じる。 お湯はやっぱりあったけえ。 途中からキモチ良すぎて頭がやばかったが、体ん中がギシギシとして、なんだかじくじく痛い。 あんまし弱みをみせたくなくって、悪いくせで俺ってば、痛くないとかちょっとだけカッコつけちまった。だが、ホントは内臓をぶん殴られたような痛みでいっぱいである。 ナイフで刺されるよかマシなのは、ホントだけど、確かに頑丈なほうがトール君がいうとおり、この行為はいいだろうな。 トール君の言葉を思い出して、さもありなんと思う。 言ってたように気持ちよかったしな。 オンナノコは、体がそれに耐久できるようにできているが、そこは本来入れる場所じゃないし、痛みに男子は弱いし耐久力はないだろう。 股の間で精液が垂れてくるのが気持ち悪いので、尻を中心にシャワーですすぐ。 中にも水入れて洗ったほうがいいかな。 ぼんやりとしていた時に、富田君が体を優しく拭いてくれた気がするんだけど、なんだかいつもとは雰囲気が違って、すごい優しい眼をしてたなーと思う。 いつも、あんな風に優しければいいのになって思ったりする。 そんなに嫌われてたのかと思うと、なんだかやっぱり悲しいかもしんねえ。 仕方がない。俺は元々そんなにテッペン争いとかしたいと思わなかったし、ハルちゃんとこを潰すとか、まったく意味ないし。 大体派閥とかやってるのも、前の前にトップだった五十嵐さんに頼まれたからだし。 1年の時は派閥にも入らず、友達のミッチーと一緒に毎日のんびりしていたんだが、1年の終わりに五十嵐さんのとこの1年と2年を預かって欲しいと頼まれた。 テッペン争いもしないし、自分で何かするなんてしないよとは言ったのだが、オマエより上に立てるやつはいないからと押し付けられた。 焼肉をいつもごちそうしてくれる先輩なので、断れなかった。 肉の力は偉大だ。 一食一パンの恩義は忘れてはいけないとじいちゃんも言っているし、そういうのは大事だ。 それにしても、富田君が俺とセックスしてその怒りが収まるものなのかわかんねーけど。 まあ、キモチはよかったし、別に悪くはないかなとか考えちまうくらい、身体のことなんて俺にとっちゃどうでもいい。 いまは付き合っている女の子もいないし。気にするところもない。 ついでに髪も洗って風呂を出ると、下着とスエットをかぶって、キッチンでカレーをあっためなおす。 揚げて冷蔵庫に入れてたエビフライを、オーブンであっためてから、カレーの上にのせて盛り付けをする。 我ながら美味そうで、天才かもとか思う。 それをトレーに乗せて、麦茶を載せて部屋に戻った。

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