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【第19話】―蜘蛛の罠―

――見捨てられた廃虚に女性の悲鳴が響く。走って逃げ惑う彼女を4人の男が襲う。後ろから捕まえると地面に押し、上にいた1人が彼女の両手を手で押さえつける。そして、もう1人の男が両足をしっかりと押さえた。 「いいぞ、やれよ!」  「いや! やめて、嫌ぁっ!!」 暴れて抵抗する女性を無理やり押さえつけ、4人の男達は笑いながら見ると、着ている服を手荒く脱がす。 「喚け喚け! 誰も来やしないから無駄だ!」 「オネーサン、俺らと仲良く楽しもうね~?」  2人の男は上と下で彼女を押さえつけたまま、ニヤニヤした顔で笑う。もう1人の男はカメラを回しながら撮影する。 「おい、しっかり撮れてるか?」 「もうバッチリよ!」 「OK〜。んじゃあ、始めますか?」 男はカメラを持った相手に話し掛ける。そして、その一言を合図に。4人の男達は女性をレイプする動画を撮る。 「よーし、じゃあ俺が先に一番な!」 そう言って1人がベルトを外して、ズボンを下に下ろす。 「さっさと済ませろよ、次は俺だからさ」 「オネーサン、俺らがたっぷり輪姦してやるから楽しめよ?」 「イヤ! 誰か、助けてっ!!」  女性は恐怖のあまりに身体を震わせながら抵抗する。それでも男達は、泣き叫ぶ彼女を無理やり黙らせて犯す。まさに其処で犯罪が行われた。 抵抗をすれば顔を叩き、足でお腹を蹴る。そして言う事を聞かなければ更に酷い事をした。頭の髪を鷲掴みにして、大声で怒鳴る。 「嫌じゃねぇ、さっさと舐めろ! しゃぶれって言ってるんだよ!」 「お願い助けて! 何でもするから叩かないで、お願いぶたないで…――!」  女性は泣きながら手を合わせて震える。男達は悪魔の顔でニヤニヤしながら笑うと、暴力で支配した。そして、無理やりアソコを舐めさせ。彼女の身体を弄ぶ。  「我慢できねぇ、今から突っ込んでやるから覚悟しろ!」 そう言って後ろから四つん這いにさせて、バックから無理やり挿入する。 「痛い! いやっ、やめて! いやぁっ!!」  痛がって泣き叫ぶ彼女を、後ろから男はレイプした。そして、脚から血が流れるとそれを見て男は笑う。 「やりー! 処女じゃん! おい、ちゃんと撮れてるか?」 「ああ、バッチリ!」 「オネーサンさ、身体つきが良いわりには今どき処女かよ。見掛け倒しだな。まあ、そっちの方が高く売れるから良いけとな!」 そう言って後ろから激しく腰を振る。女性は意識が朦朧としながら涙を流す。  

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