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【第19話】―蜘蛛の罠―

「すっげー気持ち良い、アソコ締まる! ヤバい俺イキそう!」 「いやっ、やめて…――!」 「うるせぇ! 生意気に嫌じゃねーよ! 今から中に出すんだよ、たっぷり中に出してやる!」  そう言って激しく腰を振ると次の瞬間、彼女の奥に中出しする。1人目の男が終わると次の男が直ぐに交代した。そして、再び身体を犯す。誰も助けに来ない中で彼女は男達に無理やり犯されて地獄を見る。  最後は身体をメチャクチャに汚されて、女性の心は壊れたように放心状態になった。もう何も、身体をピクリとも動かさずに人形になる。男達は面白くなくなると、其処でレイプするの止めた。 「何だ、つまんねーな。この女なんも反応しなくなったぞ。中に出されまくって、ヨガり過ぎたんじゃねーのか?」 そう言って倒れて動かない女性の顔を足で踏む。彼らは彼女の心も身体も踏み躙って満足すると、服を着て取り続けたカメラを止める。 「この女、どっかで捨てて帰るか?」 「いい、その辺に捨てておけ!」  男達は彼女を廃虚の中に置き去りにして、車に乗って消え去る。 「オネーサン、今日は良いの撮れた。俺らに協力ありがとな!」 1人の男はそう言って、彼女に脱がした服を投げつけて立ち去った。 「っ…――! ううっ……!」 彼女は横たわりながら身体を震わせて泣く。身も心もボロボロになり。両膝を抱えて小さく蹲る。廃虚に悲しみの声だけが響いた。  泣きながら服を着ると、意識が朦朧としながら廃虚の中から外に出た。そして、フラフラな足で前を歩いて地面にストンと座り込む。 「っひ…! ひっく、ううっ……!」  顔を両手で覆って咽び泣く。傷付いた彼女の心は、今にもバラバラになりそうだった。 「――大丈夫かい?」 「ッ……!?」  その声に彼女は顔を上げて前を見る。  

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