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翻弄されるエガワくん④(※)

 一起は心臓と同時にソコの血脈のドクドクという音が脳内に響きそうになる。  スリスリ、と布越しに擦られるだけのもどかしさで一起は鳥肌が立つ。 「はぁ…あぁ……や、やだぁ……先生……やめて…っ!も、自分で……やる、から…っ!」 「我慢出来なくなったか?」 「もう、出そう…だから………触らせて、下さい…ん…っ!」 「んー……だめだな。」 「え……。」  裕紀は泣きそうな顔で訴えた一起を否定すると、器用に一起のベルトを外し、スラックスのチャックを下ろして、流れで一気に下着ごと脱がす。  スニーカーソックスも脱がされて、一起は生まれたままの姿になった。 「や…っ!やだ…見ないでくださいぃ……。」  羞恥で一起は両腕で顔を隠し、足も固く閉じようとした。 「一起って意外と毛は薄いんだな。」 「言わないでくださいよ……クラスで1番薄いの気にしてるんですからぁ……。」 「へぇ……初耳。」  裕紀は強引に足を開かせ、マジマジと一起の恥部を見つめる。 「何か、あいつらが一起の身体知ってんのかと思うと妬けるな。」 「え……。」 「でも…全部知るのは俺だけ、だろ?」

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