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ドキドキ☆クラス対抗水泳大会⑩(※)
智裕は拓海の腕を引っ張って、更衣室の隣にある男子トイレに連れ込もうとした。しかし入口で智裕の足は止まった。
「あ、あ、だ、誰か…来ちゃう……やだぁ…。」
「無理だ……それとも、勃起したまま、外出るか?」
「や、い、じ…わる……あ、あっ!せんせぇ…っ!」
反響しやすい造りの男子トイレから声がダダ漏れしている。
智裕は勇気を出して一歩踏み出すと、個室に入らず奥の小便器の前で致している先客がいた。卑猥な水音と交わりぶつかる肌の音と喘ぎ声が響いている。
小便器にしがみついて後ろからガンガンに襲われているのは智裕の知っている人で、襲っているガチムチ男性も智裕の知っている人だった。
「え、え、え、え、江川っち⁉︎…とぉ……ほほほほほ…っ⁉︎」
「智裕く……っ⁉︎」
智裕はアワアワして固まり始めた。それを気にして後から覗き込んだ拓海は絶句した。
「あーあ、見つかったな。お前の大親友の松田に。」
「や、やらぁ!見ない、で…あ、だめ、せんせ……やめてぇ!」
「じゃ、松田にお前の可愛いイキ姿でも見てもらうか。」
裕紀は律動の速度を上げて激しく一起の奥を突く。
手伝うように一起の興奮した自身を扱くと裕紀の掌 は白濁で汚れた。裕紀は寸前で取り出して一起の腰に欲望を零した。
「あ………せんせぇ……みられたぁ……ばかぁ……。」
「別にいいじゃねーか、松田だって同じことヤッてんだから……なぁ?」
達したばかりの裕紀の目はまだ色欲でギラギラした肉食獣のようだった。
それで見られた智裕は恐怖で萎縮する。
「お、お、同じ、じゃねーよ!そんな、は、激しくしたことねーよ!じゃなくてぇえぇぇぇ!」
「あ、お前バラしたら殺すから。」
「バラせるわけねーだろ!この淫行教師!江川っち…大丈夫か?」
「……うぅ……松田ぁ……も、出てけよぉ……。」
(江川っちが泣いてるうぅぅぅぅぅぅぅぅ⁉︎嘘だろ⁉︎あの鬼の江川っちが…泣いてるだとおぉぉぉぉぉぉ!そんでお姫様抱っこ⁉︎嘘だろぉぉぉぉ⁉︎)
立てない一起を裕紀はお姫様抱っこで大事そうに運搬する。
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