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ご褒美の準備①

 ケーキを買って会計を済ませ店を出ると、車に乗って次の目的地に向かう。 「あの……星野先生、ド●キって、やっぱり…その…。」 「ローションとコンドームと、あと電マとかローター、石蕗先生なら猫耳とか似合いそうですね。」 「うぅ…。」  直球すぎる買い物リストを聞き、拓海は顔を赤くして泣きそうになる。 「恥ずかしいならお支払いは俺がやりますよ。俺も買い物あるので。」 「すいません……お願いします……。」 「さすがにあの場では訊きませんでしたけど、松田とはどんなセックスするんですか?」 「へ…?えええええっと……そ、そんな…えっと……ふ、普通、かと……。」 「じゃあ、あのヘタレなガキに超刺激的な夜をプレゼントしてやりましょう。」 「………その…俺は……その……何をすればいいんですか?」  先程、店内では答えてもらえなかった答えを求めて今一度(たず)ねた。

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