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ご褒美の準備②
「まず寝室にケーキと諸々を準備しておきます。」
「し、寝室ですか⁉︎」
「石蕗先生が猫耳をつけているとなお良しです。」
「ねこぉ⁉︎」
決して大袈裟ではない驚きの声をあげた拓海は言葉を失いかけ、口をパクパクさせる。
「まず石蕗先生が全裸になって、松田を仰向けに寝かせて跨 がりましょう。そしたら最初に松田の乳首にケーキを塗ってそれを食べます。そしたら次は下半身脱がせてアソコにクリーム塗りたくってそれも舐めとりその流れでフェラチオをして、おそらく射精するだろうからそれを全部呑みこんで、今度は石蕗先生が松田にケーキを食べさせてあげましょう。いつも松田が石蕗先生を攻めるような箇所でいいでしょう。その後はご自身の指で穴を慣らして、松田が勃起したら口でコンドームを装着してやって騎乗位で松田を挿入して自ら動いて達しましょうか。」
恐ろしいほどスラスラと出てくる裕紀のシナリオに拓海の思考容量はオーバーした。
「騎乗位、されたことないですか?」
「無いです無いです!そんな……刺激……俺、出来ないですよぉ…。」
弱腰になる拓海に裕紀はニヤリとして追い討ちをかける。
「野村 が言ってましたよー。松田は石蕗先生からのご褒美の為にずーっと我慢して厳しい練習をしてたんですってよ。」
「………うぅ……が、頑張ります……。」
(そうだ……智裕くんはずっと努力して頑張って優勝したんだ…血の滲むような練習をしてたんだ。俺も頑張らないと…!)
拓海は両頬をパンパンと叩いて気合いを入れた。それを横目に見て裕紀は微笑んだ。
(俺も一起にやってみようかな、ケーキと猫。)
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